2023、24年『キングオブコント』ファイナリストの隣人が28日、関西テレビ『マルコポロリ！』（日曜午後1時59分）に出演。橋本市民球場が月収を明かす場面があった。

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　不遇の若手実力派芸人と紹介された橋本と中村遊直のコンビ。この日は豪快キャプテンとともに大阪吉本代表として登場し、お悩み解決人として参加した2022年R-1王者・お見送り芸人しんいち、22年M-1王者のウエストランド・井口浩之からダメ出しを受けた。

　MC・東野幸治から「将来の『マルコポロリ！』を背負って立つ2組」と呼ばれるも、上り調子の豪快キャプテンと比較され、「問題は隣人ですよ」と気遣われた。今年のキングオブコントの準々決勝敗退を報告すると、東野は「足踏み状態」と表現。それでも、東野が「『マルコポロリ！』のレギュラーになりたいんでしょう？」と聞かれ、2人は「もちろんです」と声をそろえた。

　ロケの経験が少ないという隣人。『マルコポロリ！』のバンジージャンプ後も、MBS『せやねん！』の大阪・関西万博のグルメロケ1本のみと報告。橋本は「結構、いっぱいボケまして。メッチャボケたんですけど、ナレーションベースで……」と生かされなかったとし、中村も「（トミーズ）雅さんのことをずっと『雅くん』っていうボケをしたら、全部カットでした」と打ち明けた。

　東野から、助言を求められたしんいちは「（豪快―も含め）内々感が出て、ちょっと聞いてられなかったというか」と言いにくそうにコメント。東野が「『雅くん』のくだり？」と確認すると、井口が黙っていられず「（大阪は）全芸人が『せやねん！』の話をとにかくするんですよ」と言い放った。笑いが起きる中、「僕、『せやねん！』見たことないんですけど、もう（事実上）見たことあるんですよ。全芸人が東京に来て『“せやねん”が大変やった』みたいな、出なきゃいいじゃん、じゃあ」とうんざり顔で吐き捨てた。

　しんいちが「『（若手は）稼いでる感じとかもあんまり出さん方がいいのにな』とかって思いながら聞いてて。豪快キャプテンはちょっと稼いでる（感が）。隣人は絶対、稼いでないじゃないですか。それが隣人の良さと言うか」と決めつけ気味に話すと、体を傾けて聞き入っていた橋本が「いや、（月）40万（円）ありますよ」と告白して笑わせた。ざわつきが残る中、東野から「やぶれかぶれやな。（いま数字は）どうでもええやん」とたしなめられた橋本は、「上って行きたいんですよ」と思いを吐露した。

　東野が「40万！」と言うと、井口は「（同等のキャリアなら）僕ら40万（円）なんかいかないもん。今はもちろんいってるけど」と恵まれていると指摘。東野が「井口は一番、金もうてないから」と刺激すると、火のついた井口は「めんどくせえな。マジで」とつぶやくと、「ホントに狭い、ホントにホントにホントに狭い価値観でしかないんだよ、お前らは。絶対に売れない」と絶叫した。井口の怒りを見た東野は「（井口所属の）タイタンって給料安くて、配信もないんですよ」と明かした。