大御所漫才コンビ、オール阪神・巨人が27日、関西テレビ『モモコのOH！ソレ！み～よ！』（土曜午後1時59分）に出演。オール阪神が、かつて明石家さんまの朝、起こす係を務めていたことを明かした。

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　オール巨人が「阪神ちゃんはさんまと同じ（大阪市内の）マンションにずっといてましたからね。若い時に」と言うと、阪神は「そう。上と下で住んでたんですよ。ほんで、いつも起こしに行く役なんです」と振り返った。

　阪神は「朝の早い番組入ったかて、行かへんのですよ」と当時のさんまを語ると、巨人も「さんまは起きないんですよ」と同調。阪神は「だから、会社（吉本興業）から（起こす担当を）頼まれてね」と打ち明けた。

　特に平日午前8時スタートだったMBSラジオ『ありがとう浜村淳です』について、阪神は「いつも浜村淳さんが『今日もさんまさんは来てくれてません』って終わるから、『明日、ゲストやから』（って）会社が『絶対、起こしてね』って言うから、（さんま宅のドアを）ドンドンドン叩いて起こしたら『おお～、起こしに来てくれたんか。コーヒー飲むか?』言うて、コーヒー作ってくれて。『ホンマやな。大丈夫、大丈夫』『（局に）行ってくださいよ。起こしましたよ』（って）」とやりとりを明かした。

　巨人が「『モーニングコール阪神』って言われてた」と言うと、阪神は「そうです。コーヒー飲んで、『ほんなら、頼んますよ』（って）。（さんまは）完ぺきに服も着て起きてるんですよ。ほんで（自分の）部屋に戻ってラジオ聞いてたら、『また、さんまさん来てません』」と思い返して笑った。

　共演陣から驚きの声が上がる中、阪神は「ほんで、（もう一回）起こしに行ったら『ごめん、ごめん。このまま寝てもうてん』言うて。結局、1回も行ったことなかったんちゃいます? （『ありがとう―』の）ゲストで」と話した。

　また、当時はさんまもお金に苦労していたという。毎日放送が大阪・吹田に本社があった時代で、先に局入りするさんまからタクシー代を貸してくれと頼まれた阪神は「（貸したら）僕、お金ないやん」と回想。その時、さんまから「お前もタクシーで来い。俺、（桂）三枝兄はん（現・桂文枝）にお金借りるわ」と指示されてタクシーで行ったという。