梅宮アンナ、イベントで喜びの涙「生きてることに感謝」 がん罹患の相談者に寄り添う「大変さが分かる」
乳がん(浸潤性小葉がん)で闘病中のタレント・梅宮アンナが27日、都内で行われたトークイベント「アンナ流 がん治療とライフスタイルUP術」に出席。感極まって涙する場面を見せた。

がん罹患がきっかけで仕事を失うこともあったと告白
乳がん(浸潤性小葉がん)で闘病中のタレント・梅宮アンナが27日、都内で行われたトークイベント「アンナ流 がん治療とライフスタイルUP術」に出席。感極まって涙する場面を見せた。
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梅宮は昨年8月に「浸潤性小葉がん」に罹患(りかん)したことを公表。今年3月にインスタグラムで抗がん剤治療が終了したことを報告し、4月30日の検査後「今の私の現状は、治療がキチンと進み、転移や再発は今のところありませんでした」などと明かしていた。
がん罹患がきっかけで仕事を失うこともあったという梅宮。1時間弱トークを展開して一段落すると、突然涙を浮かべて「やっぱり、うれしいんだよね。こうやって、人と仕事ができたりして。本当にありがとうございます。皆ありがとうございます」と感謝。
涙は止まらず「ごめんなさい、泣いちゃって。泣くつもりじゃなかったんですけど、やっぱり、生きてるって、すごい感謝しないといけないですよね」と目を拭い、「こうやって涙が出るのも本当の感情。もしかしたら、生きることができなかったかもしれない、と思うと、今の全てに感謝しないといけない」と述べた。
子宮がんや心の病気などを患っているという相談者から「もし梅宮さんが、私のような状況だったら、どういうふうに心を保つか」と質問を受けると、梅宮は身の上話を語った上で「大変だと思うんだけど、治療をやってください」と言いながら涙。「分かるんで、大変さが。本当に大変ですよ。苦しいし。もう、『がんばる』とか言葉ではなくて、前にきたものをこなしていくしかない。だから『がんばって』と言えないけど、がんばってほしい」とエールを送った。
同イベントは、MICIN(マイシン)少額短期保険が主催。がん患者やその家族の参加型で開催し、美容やメンタルの維持に加え、家族の支えや、再発に備えるためのお金について一緒に考える場を提供。梅宮は、がん治療と向き合いながら「自分らしさ」を失わず活動し、前向きにライフスタイルを向上させていくための具体的な秘訣などを語った。
なお同イベントは、梅宮が、がんを罹患しても入りやすい保険の資料を請求したことがきっかけ。MICINの代表取締役の笹本晃茂氏は「資料請求をいただいたお客様の中に、『梅宮アンナ』というお名前があった。『これはきっとイタズラだろう』と思っていたが、ご本人だと分かった。そこからいろんな話をしていくにつれて、梅宮アンナさんが弊社の保険に共感してくださり、このイベントにいたった」と経緯を説明した。
