梅宮アンナ、“出会って10日婚”の舞台裏 「お1人様」志望が闘病時に変化「私、誰かと一緒にいたいんだ」

ステージ3Aの乳がん(浸潤性小葉がん)で闘病中のタレント・梅宮アンナが27日、都内で行われたトークイベント「アンナ流 がん治療とライフスタイルUP術」に出席し、“出会って10日婚”について語った。

イベントに出席した梅宮アンナ【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した梅宮アンナ【写真:ENCOUNT編集部】

今年5月に世継恭規氏と結婚

 ステージ3Aの乳がん(浸潤性小葉がん)で闘病中のタレント・梅宮アンナが27日、都内で行われたトークイベント「アンナ流 がん治療とライフスタイルUP術」に出席し、“出会って10日婚”について語った。

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 梅宮は昨年8月に「浸潤性小葉がん」に罹患(りかん)したことを公表。今年3月にインスタグラムで抗がん剤治療が終了したことを報告し、4月30日の検査後、「今の私の現状は、治療がキチンと進み、転移や再発は今のところありませんでした」などと公表していた。

 私生活では2001年に結婚し、翌年に長女を出産したのち、03年に離婚。今年5月14日にアートディレクターの世継恭規氏と出会い、その10日後の23日に婚姻届を提出した“出会って10日婚”で話題となった。今月17日には、世継氏と夫婦そろってイベントに出席した。

 梅宮は、“出会って10日婚”をあらためて振り返って「なかなかない、レアなケースだと思う」と笑い、「こういうのは、縁と言ってしまったらそれまで何ですけど、闘病している中での結婚というのが、またそれがすごかったと思う」と自己分析。「皆『えっ、早いよ~!』と言う。でもね~、経験上ですけど、2年、3年付き合った男性いたんですけど『それでも終わっちゃうしね~』というところがあって。出会い方とか、期間とかは本当に関係ないんじゃないかなと思っています」と持論を展開した。

 続けて「今、出会って、結婚してから4か月しか経っていない。よく、価値観が合わないと思うことがいっぱいある。そうしたら、旦那さんがいいことを言ってくれた。『価値観というのは、誰も合わないよ』と。『違う価値観同士が合わさって、新しい価値観を生み出すんだよ』と。『価値観が合わなくて別れちゃう』というのはそもそも合わない2人」とキッパリ。「私も過去1回離婚していますけど、そういう風に乗り越えられなかったですね」と振り返った。

“出会って10日婚”について「本当に10日だとビックリしちゃいますよね。私もビックリしちゃって、最初、自分で自分についていけなかった」と笑った。今までは「『大丈夫です。私、お1人様で生きていくから』というスタンスで誰も近寄らせない。誰かと一緒にいて、傷つくのは嫌だった」ものの、「闘病していた時、母と娘と、マネージャーと友達がローテーションでいてくれた。その中で、待合室や駐車場で夫婦を見ると『いいな~』と思っていた。男性が埋めてくれるものは、また違う。『私には一生いないよね~』と思うと、なんかしんみりする自分がいて『私、誰かと一緒にいたいんだ』と思った」と心境の変化を打ち明けた。

 さらに、再婚した今、結婚前の自分を「結構強がっていた」と客観視した。

 同イベントは、MICIN(マイシン)少額短期保険が主催。がん患者やその家族の参加型で開催し、美容やメンタルの維持に加え、家族の支えや、再発に備えるためのお金について一緒に考える場を提供。梅宮は、がん治療と向き合いながら「自分らしさ」を失わず活動し、前向きにライフスタイルを向上させていくための具体的な秘訣などを語った。

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