北斗晶、乳がん経験から得た教訓 早期発見の重要性「まさか自分がなるなんて思ってもいなかった」
元プロレスラーでタレントの北斗晶が27日、都内で行われた「わたしのごゆるり発見 ご自愛市2025」トークセッションに、漫才コンビ・ハイヒールのモモコと共に登壇した。

2015年に乳がんを患う
元プロレスラーでタレントの北斗晶が27日、都内で行われた「わたしのごゆるり発見 ご自愛市2025」トークセッションに、漫才コンビ・ハイヒールのモモコと共に登壇した。
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現在58歳の北斗は、2015年に乳がんを患った。北斗は「身内にも乳がんの人はいなかったし、まさか自分が乳がんになるなんて思ってもいなかった」と振り返ると、「整体に行きうつ伏せになった時、胸に違和感があったんです。胸にあせもみたいなものも出来ていて。触ったら固い感じもあったので、どこか体の異変はあったと思う」と語る。
それでも「乳がんだとは思わなかった」という北斗だったが、罹患してみて「餅は餅屋と言いますが、やっぱり専門の病院で検査をした方が絶対いいです。昔は乳がんの検査というのは、かなり痛かったのですが、今はいろいろな検査方法があるので、恥ずかしさもないです」と力説。
さらに、北斗は「私は右胸を全部摘出してしまったのですが、早く行けば行くほど、治療もスムーズなので、しっかり検査に行ってください」と呼び掛けると「私の周りにも口を酸っぱくして言ったので、3人乳がんが見つかったんです」と早期発見の大切さを説いていた。
また北斗は、長男・佐々木健之介さんが2歳半ぐらいの時「抱っこ」とおねだりをされたというエピソードを明かすと「腰や腕が痛くて子どもを抱っこできなかった」とつぶやく。その時「怪我をする仕事をこのまま続けていてもいいのだろうか」とプロレスラーという仕事への迷いがあったというと、「ちょうど同い年の友達が、小さい子どもを残したまま亡くなってしまったことがあったんです。その時、子どものためにも健康で長生きしないといけないなと思ったんです」としみじみ語っていた。
「わたしのごゆるり発見 ご自愛市2025」は、妊娠、子育て、更年期、さまざまなライフイベントの中でも、すべての世代の女性が、長い人生を“ごゆるり”と「私らしく」生きていくための選択肢と出会えるイベント。フェムテック&フェムケア、オムテック、フード&サービス、そのほかヘルスケア製品、関連サービスの展示解説を中心に、申し込み制のセミナー、ワークショップなどレクチャーが実施される。
