梅宮アンナ、がん治療を経た外見ケアを語る 命より「髪の毛がなくなる方がイコール“死”くらいに思っていた」
ステージ3Aの乳がん(浸潤性小葉がん)で闘病中のタレント・梅宮アンナが27日、都内で行われたトークイベント「アンナ流 がん治療とライフスタイルUP術」に出席した。がん治療を踏まえた外見ケアについて語った。

昨年8月に「浸潤性小葉がん」罹患を発表
ステージ3Aの乳がん(浸潤性小葉がん)で闘病中のタレント・梅宮アンナが27日、都内で行われたトークイベント「アンナ流 がん治療とライフスタイルUP術」に出席した。がん治療を踏まえた外見ケアについて語った。
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梅宮は、昨年8月に「浸潤性小葉がん」に罹患(りかん)したことを公表。今年3月にインスタグラムで抗がん剤治療が終了したことを報告。4月30日の検査後「今の私の現状は、治療がきちんと進み、転移や再発は今のところありませんでした」などと公表していた。
投薬治療で、定期的に病院にも通っているという梅宮。現在はウィッグを着用しており、「髪の毛が生えてきて、ちょっと浮いてきている」と明かした。地毛の手入れは「髪の毛が少し伸びた時から、ハイトーンのブリーチをしている。治療が終わってすぐやっていいのか、 正しいか、間違っているか言えないけど、治療から半年~1年は髪の毛を触らないほうがいいと言われるけど、何も問題ありませんでした」とコメント。
とはいえ、「5センチ~6センチの最初の髪の毛は、抗がん剤で傷んでいて、ガタガタになっている。ガタガタのまま生えてくるからクリクリで、今はプードルみたいな感じ。自分の髪の毛だけで外で普通に歩けるかと言ったら、そこまでの域には達していない。正直、放っておいています」と語った。
これまで、モデルとして第一線で活動してきたが、抗がん剤治療で頭髪を含む体毛が抜ける事実に直面した時は「一番ショックだった。髪の毛がなくなるというのは人生で一回も経験したことがなかった。髪の毛が抜ける自分を最初は受け入れられなくて、10日間ぐらい毎日泣いた。死んじゃうかもしれないという怖さよりも、髪の毛がなくなるほうが怖かった。私には、髪の毛がなくなるほうが、イコール“死”、みたいなくらいに思っていた」と回顧。
当時から、自身のSNSには「髪の毛がないところは絶対にアップしない」と決めたと言い、「素敵なウィッグをつけて、素敵にお化粧も洋服も普通に見せることで、『アンナちゃん、こういうウィッグがあるんだ』と見せてあげることの方が、前向きだと思った」と理由を明かした。
同イベントは、MICIN(マイシン)少額短期保険が主催。がん患者やその家族の参加型で開催し、美容やメンタルの維持に加え、家族の支えや、再発に備えるためのお金について一緒に考える場を提供。梅宮は、がん治療と向き合いながら「自分らしさ」を失わず活動し、前向きにライフスタイルを向上させていくための具体的な秘訣などを語った。
