番組企画でマンション購入もコンビ解散「相方いなくなって35年ローンだけ残っとる」
昨年2月にプラス・マイナスを解散したピン芸人・兼光タカシ(46)が25日、ABC『やすとものいたって真剣です』(木曜午後11時17分)に出演。MCを務める海原やすよ ともこの海原やすよから今年7月に令和喜多みな実を解散し、河野良祐から改名して再出発したコウノ・オブ・ザ・イヤー(38)との新コンビ結成を勧められたが、消極的だった。

兼光タカシ「すごい分かりますわ」
昨年2月にプラス・マイナスを解散したピン芸人・兼光タカシ(46)が25日、ABC『やすとものいたって真剣です』(木曜午後11時17分)に出演。MCを務める海原やすよ ともこの海原やすよから今年7月に令和喜多みな実を解散し、河野良祐から改名して再出発したコウノ・オブ・ザ・イヤー(38)との新コンビ結成を勧められたが、消極的だった。
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この日、コウノが同期芸人のダブルアート・タグと深夜の飲食店でアルコールを入れて語らう企画に参加。『―真剣です』の企画で自宅マンションを購入したのは、元相方・野村尚平との漫才を続ける前提で、「1人になると思ってなくて、(買った)あんときは」と言うと「(解散した)今となってはすごい怖い」と本音を吐露。タグが「心配やもん。お前、大丈夫かなって」と話すと、コウノは「相方いなくなって35年ローンだけ残っとるからな」と告白した。
それでも、前を向くコウノは「今後、ピンで一生続けていく気はなくて。やっぱり『誰かと何かをしたい』っていう気持ちもあるので。だから、解散という選択をした」と明かした。学生時代に、M-1の音声だけを聞きながら通学していたというコウノ。タグから「10年後、芸人としてどうなりたい、みたいなんある?」と聞かれ、「この年で、この芸歴(18年目)でこれを言うことになると思ってなかったけど、M-1を優勝してたいかもしれん。もう一回、挑戦できる。誰かとコンビを組みたいと思ってるんで」と力強く打ち明けた。
スタジオからVTRを見守った兼光は、元相方・岩橋良昌が昨年2月に吉本興業から契約解除され、突然1人になった。解散前に購入した自宅のローンは同じ35年で「コウノの気持ちすごい分かりますわ」と口にした。やすよから「兼光君は誰かいたら組む?」と聞かれると、ものまねなど多彩な兼光は「僕はいまのところ(組むのは)ないですね」と返答。
やすよが「ある意味、(兼光もコウノも)ピン、ピンなわけやん」と言うと、ともこは「くっつけようとしてんの?」と察知した。やすよは「という可能性も」と肯定すると、麒麟・田村裕も「(可能性が)あることはありますもんね」と同調した。兼光は「まあ、そうか」と言いつつ、「彼(コウノ)が、僕なんかじゃないって感じ」と小声で遠慮気味に話した。
やすともは「(遠回しに)断ってるやん」と同じフレーズで反応。図星の兼光が「コウノがもっといい人いっぱい(いるはず)」と苦し紛れに言うと、ともこは「それまで『(同じ)35年ローンで、すごい気持ち分かる』って言ったのに、『コンビ』ってなった瞬間に、『僕…じゃない』(って)」と歯切れが悪くなったことを指摘した。
