TBS系『ラヴィット！』（月～金曜午前8時）が26日、放送されている。同放送で女子プロレスが生中継された。地上波で女子プロレスが生中継されるのは23年ぶり、TBSで放送されるのは51年ぶりとなっている。

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　この日は女子プロレス団体「スターダム」所属の悪役美女レスラー・上谷沙弥のシーズンレギュラー最終回。これまでの放送ではヒールとしての一面よりも「かわいい」姿を見せていた上谷だったが、この日は視聴者に向けて「お前らに本当の姿を見せてない」と宣言。さらに同番組MCの川島明に対し生放送でプロレスを放送することを懇願した。

　TBSのスタジオには「スターダム」のリングが特設された。放送中に対戦相手が羽南であることが発表されると、上谷の表情は引き締まった。羽南について「同じスターダム。これからを担う選手ですけど、沙弥様にはかなわない」と吐き捨てていた。

　午前9時30分に「『ラヴィット！』スペシャルマッチ 10分一本勝負」のゴングが鳴った。試合はドロップキックやエルボーラッシュなど繰り出し、上谷が終始ペースをつかみ、9分49秒で勝利をつかんだ。

　勝利した上谷は「プロレスをたくさんの人に見てもらえて、本当にうれしいです。本当にこういう機会を作ってくださった『ラヴィット！』のみなさんに感謝しています。みんなに囲まれて夢をかなえる瞬間を見届けてもらって本当に幸せです」と涙ながらに語った。