「どうやって入れたんや」驚異的な縦列駐車 しかも5年間毎日…“無事故”報告にネット「もはや神業」

塀と壁の間にピタリと収まる軽ワンボックスカーに、衝撃が広がった。自宅の駐車スペースだというのだが、驚異的な縦列駐車だ。「どうやって入れるんですか?」「ちょっとよくわからないwww」「タイヤが90度動く車ですよね!?」とネットも困惑。どうやって止めていたのか。以前住んでいた家で“普通”にやっていたというSNS投稿者に詳細を聞いた。

驚異的な駐車の光景【写真:本人提供】
驚異的な駐車の光景【写真:本人提供】

駐車スペースは「横幅180センチ、長さ約400センチほど」だった

 塀と壁の間にピタリと収まる軽ワンボックスカーに、衝撃が広がった。自宅の駐車スペースだというのだが、驚異的な縦列駐車だ。「どうやって入れるんですか?」「ちょっとよくわからないwww」「タイヤが90度動く車ですよね!?」とネットも困惑。どうやって止めていたのか。以前住んでいた家で“普通”にやっていたというSNS投稿者に詳細を聞いた。

「2年前まで住んでいた家をGoogleストリートビューで見てみたらまだ当時の画像のままだった。
 我ながら5年間ほぼ毎日この縦列駐車をしていてよくぶつけなかったなと思う」

 路面に接した自宅敷地内の狭小スペース。すっぽりと入っているのは、スズキ・エブリイだ。「追加でトレーラーヒッチを取り付けているため、ノーマルのエブリイより少し車が長くなっており、ノーマルのエブリイより少し大変です」。

 投稿者は、kz1136jさん。車・オートバイ関係の仕事に10年ほど携わった経験を持っているが、「整備がメインだったので、特段運転に大きく携わった経歴はありません。ただ、車で出かけるのは好きなので、免許取得以来、年間2万キロ程度は乗っています」とのことだ。

 この駐車スペースは、横幅180センチ、長さ約400センチほどだったと記憶しているという。スズキの公式サイトを見ると、エブリイPA(ハイルーフ)の全長は339.5センチだ。

 こんな裏話が。「実は敷地内には、まだ他に広い駐車スペースが4台分ほどありました。なのになぜこんな狭い場所に止めていたのかと聞かれるのですが、駐車場に趣味の車、フルサイズの車(トヨタ・タンドラ、シボレー・エクスプレス等)を止めたり、趣味のバイクを複数保管するためにスペースを使っているうちに、普段の通勤の足に使っているこの軽自動車を置くスペースがなくなってしまいました。そこで、もしかしたらこのデッドスペースに置けるのでは? と置いてみたのがきっかけです」と明かす。

「当初はスバル製のサンバーを置いてみたのですが、ショートホイールベースの軽自動車で思いのほかすんなりと駐車できてしまい、以降、毎日ここに駐車することとなりました。ちなみに、本当にぶつけたことは一度もありません」。“無事故”だったことを強調する。

 さらに、「車庫証明はこれで取れるのかと聞かれたこともありますが、私の住んでいる地域ですと、軽自動車は厳密に言うと車庫証明ではなく、保管場所証明の届出となります。車検証上の寸法の車が置けるスペースがあれば駐車の難易度は問われませんので、問題なく届け出可能です」とのことだ。

「縦列駐車はカメラやコーナーセンサーに頼りすぎないこと」

 ストリートビューで久々に昔の家を見つけて、縦列駐車で思い出したことを共有したら大バズリ。1.6万件以上の“いいね”を集めており、「どうやって入れたんや 出すのも大変そう」「待って待って? 物理的に無理だよね?」「凄すぎます」「出し入れするのに、どのぐらいの時間が掛かるんだろう。。。」「運転技術最高やん」「もはや神業です」など、驚がくする人が続出している。

 切り返しなど、一体全体、どのように入庫していたのか。「本当に18歳の時に教習所で習った通りの方法です。バックで進入し、2~3回ほど切り返します。特殊な技法やテクニックは必要ありません」というから驚きだ。

 駐車場で「ぶつけないかな」とヒヤヒヤしながら愛車を止める人も少なくないだろう。縦列駐車となると、苦手意識を持つ人は多い。「縦列駐車はカメラやコーナーセンサーに頼りすぎないこと、事前に周囲を歩いてみて自分の車の大きさを把握することが克服のコツかなと思います。自車の前タイヤが今どっちを向いているのか分からなくなってパニックになる人の場合は、慌てず窓を開けてタイヤを目視確認すると、次にするべき操作が何なのか分かりやすくなると思います」とアドバイスを送った。

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