南沙良、竹中直人が「PLEASE 14」で初共演 ソロ撮影ではバレリーナ姿も披露
女優でモデルの南沙良が、かつて雑誌「POPEYE」で副編集長を務めた北原徹氏が手掛けるファッション誌「PLEASE 14」で、俳優の竹中直人と初共演する。
北原氏も唸る「良い意味で期待を裏切られた撮影」
女優でモデルの南沙良が、かつて雑誌「POPEYE」で副編集長を務めた北原徹氏が手掛けるファッション誌「PLEASE 14」で、俳優の竹中直人と初共演する。
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同誌は、2016年3月に創刊。フォトグラファーとしても活躍する北原氏が、1人で編集や撮影など全てのディレクションを手掛け、高いクオリティーで見せる、大手とは一線を画したページ作りは、ファッション関係者から高い評価を得ている。
南と竹中は、15日発売の第14号に登場。北原氏は、「竹中直人さんはPLEASEの創刊号に出ていただいていて、とてもおしゃれな人だということはわかっていましたし、ぼくにとっては忌野清志郎さんの武道館であった周年ライブで歌う竹中さんのスタイリッシュな姿が今も目に焼きついています」と語り、「おしゃれな竹中さんとPLEASEのファッション感を毎回体現してくれる、おしゃれ育ち盛りの南沙良さんはどこか対極にあり、どこか同じところにいる感覚がありました。おふたりをメインディッシュにしたら、どんな素敵な料理ができるのか、と思いながら、絵づくりを考えました」とオファーのキッカケを振り返った。
実際の撮影について北原氏は、「撮影会場は銀座九劇アカデミアといういわゆるお稽古場な訳です。つまり、お芝居のリハーサルをするところでモデルになっていただくのですが、このお稽古場はぼくにとっては『非日常感』に魅力を感じていました」と語る。そして「ですが、おふたりにとっては『日常』だったのです。これはあまりにも計算外で、というのは場所にハマり過ぎですし、今回の『UNDER COVER』のテーマも黒澤明監督の『蜘蛛巣城』がテーマ。まるで普段着のように着こなしていただき、あまりに自然だったことが計算外過ぎました。良い意味で期待を裏切られた撮影でした」と驚きを見せた。
南は、竹中との撮影に加え、単独での撮影にも挑戦。北原氏は、「メインに起用したドレスはバレエをされていたことがある幾左田千佳さんのデザインのものでした。そこで南さんにはバレリーナを演じて欲しいとお願いしました。それが見事なほどマッチしました。素晴らしく上品で、芳醇な時間が流れ、優雅な空間が撮影現場を包みました。南さんの潜在的なパワーが写真に感じてもらえるページになったと思います」と南の姿を称賛している。