『M-1グランプリ 2019』王者のお笑いコンビ・ミルクボーイが23日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』（正午）に出演。21日に閉幕した『世界陸上』東京大会の男子20キロ競歩金メダリストで、20日の競技中に結婚指輪を紛失して話題になったカイオ・ボンフィム（ブラジル）を取り上げた。

　帰国前に無事、手元に戻って来たというが、内海崇は「（なくなったままでも）奥さんも怒らんやろうけどな。もうな。金メダル獲ってきてんねんで」と推測。同局・鷲尾千尋アナウンサーが「そうですね。だけど……」と言うと、内海は「その前に銀メダルも獲ってるんやろう。初日（13日）に。35キロの競歩で銀メダルで、20キロで金メダル。『指輪わい！』ってならへん。（奥さんと）会うて」と説明。鷲尾アナは「奥さんは言わないけど、自分の中で、返って来なかったら、かなり深い傷が残ると思うんで」と話すと、「良かったな。見つかって」と思いやった。

　駒場孝は発見前のボンフィムの「優勝したから、妻は『いいよ』と言ってくれると信じてる。指輪がなくても」と言うコメントに触れた。序盤の約3キロ地点で紛失したと紹介されると、駒場は「序盤で。気になったやろうな。そっからの十何キロ。『指輪ないやん』ってずっと思いながら」と予想すると、内海は「気になるかな」と発言。駒場は「『3キロでなくしてしまった』って書いてるってことは気づいたんちゃう。『落ちたかもしれん』みたいな」と話すと、「『戻ろかな』みたいな。『今やったら戻れる』みたいな」と笑った。

　内海は「（競歩は）グルグル（周回）するからな。見るんちゃう」と言い、駒場は「3キロぐらいの場所で下見て、『この辺ないか』みたいな」と想像した。鷲尾アナが「なかなか集中するのが難しかったでしょうね」と慮ると、駒場は「集中できへん、十何キロ、残り。ずっと『ないぞ。指輪ないぞ』みたいな。それで早よなったかもしれんで。『指輪、早よ見つけたい』。それあるな。原動力になったかもしれんな」と口にして笑わせた。