10周年の超とき宣、横浜アリーナ公演で1万1000人動員 『超最強』など至近距離でファン魅了
辻野かなみ、杏ジュリア、坂井仁香、小泉遥香、菅田愛貴、吉川ひよりの6人組アイドルグループ・超ときめき▲宣伝部(▲はハートマーク、通称:超とき宣)が23日、神奈川・横浜アリーナで全国ツアー「超ときめき▲宣伝部のきみのハートにロックオンTOUR 2025 ~10th Anniversary~」の神奈川公演を開催、ファン1万1000人を動員した。

大阪城ホールでの千秋楽へ加速
辻野かなみ、杏ジュリア、坂井仁香、小泉遥香、菅田愛貴、吉川ひよりの6人組アイドルグループ・超ときめき▲宣伝部(▲はハートマーク、通称:超とき宣)が23日、神奈川・横浜アリーナで全国ツアー「超ときめき▲宣伝部のきみのハートにロックオンTOUR 2025 ~10th Anniversary~」の神奈川公演を開催し、約1万1000人を動員した。昨年からヒット曲を連発し、6人の勢いを感じさせるライブになった。(取材・文=大宮高史)
オープニング映像が流れると、2015年のときめき▲宣伝部時代のデビューシングル『土っキュン▲!!少女』をオマージュした衣装でメンバーが登場。序盤から『ハピラブルー!』のパフォーマンスで一気に熱気を高め、ハードなダンス曲やクールな楽曲、さらにコール&レスポンスの時間を織り交ぜ、緩急の効いた構成で進む。センターステージでの『セツナリベンジ』でのパフォ―マンスでは、6人それぞれがソロパートで個性豊かな歌声を響かせた。
中盤の撮影OKとなる「ロックオンフリータイム」では、2階スタンドからもメンバーが登場。客席通路で『最上級にかわいいの!』『超最強』、最新シングルに収録の『ハートな胸の内▲』『かわいメモリアル』を披露した。改名後初のシングル『トゥモロー最強説!!』(2020年)の衣装を華やかにアレンジした新衣装で、文字通りファン目前でのパフォーマンスで魅了。小泉は「4曲もやっちゃいました」と言い、過去の公演と比べても熱量の高いロックオンフリータイムになった。
『青春ハートシェイカー』でもメンバーが再び客席を練り歩き、総立ちになったファンの息のあったコールで熱気はさらに上昇、ラストスパートには『世界でいちばんアイドル』を披露して本編は幕を下ろした。
アンコールの声援に応え、メンバーは再び客席から登場。至近距離でのパフォーマンスでファンを笑顔にしていき、『トゥモロー最強説!!』には改名以来およそ5年間歩んできた思いを込めた。
ここで10月4日からのTBSラジオレギュラー新番組『超ときめき▲宣伝部の超ときめくときを。』(土曜午後8時)、Threadsのアンバサダーとして『超ときめき▲スレッズ宣伝部』の発足、来年1月10日のニッポン放送主催ワンマンライブ『超ときめき▲STAGE2026~あけおめ新年会~』の開催が告知された。来年3月4日のオリジナルアルバムリリースも発表された。また、ツアー千秋楽で28日に開催される大阪公演の話題になると「ここ(新横浜)から新幹線で3駅だよね?」と、そろって新幹線での便利さをアピールし、「大阪公演もソールドアウトしたい」と意気込んだ。
超とき宣が水曜レギュラーを務めてきたTBS系『ラヴィット!』のキャラクター・ラッピーもステージ上に登場して和気あいあいとしたMCが続くが、「ここ横アリだよ! まだまだ終わるわけにはいかないよね! まだ超とき宣と一緒にいたい人!」と坂井があおって、アリーナライブ恒例のルーレットコーナーに突入。ルーレットでランダムに決めた楽曲を披露して再度ライブを盛り上げた。
最後に「皆さんの笑顔を見れて私たちも楽しかったです!」と辻野から改めて感謝を伝え、恒例のあいさつ「きみのハートにロックオンっ!」で約3時間のライブを笑顔で締めくくった。
超とき宣は今年4月11日で結成10周年を迎えた。7月12日に和歌山県民文化会館で開幕した本ツアーは結成初期の楽曲から最新のシングル曲まで、新旧織り交ぜた楽曲と、過去から現在までを振り返ることができるVTRや衣装で臨んでいる。今回の横浜と大阪でのアリーナ公演は、さらにオリジナルの演出や楽曲を盛り込んでいる。
