お笑い芸人の藤井隆とタレント井上咲楽が司会を務めるABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい！』（日曜午後0時55分）の21日放送回は、福岡と宮崎のテレビ局で活躍してきたアナウンサー夫婦が出演した。

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　登場したのは、九州朝日放送（KBC）の長岡大雅アナウンサーと、元テレビ宮崎（UMK）で現在はフリーの武田華奈アナウンサー。

　長岡アナはKBCアナウンス部副部長として、ニュースやバラエティー、スポーツ中継に幅広く出演。さらにラジオでも存在感を放ち、「POSITIVE MONSTER ポジモン！」では早朝から5時間半にわたる生放送を担当している。一方、武田アナは、今年3月に福岡でともに暮らすためUMKを退職しフリーに転身した。長岡アナの番組を見ているという武田アナは生放送中に「ちょっと硬いよ！　リラックスしていいよ」とアナウンサーならでの助言LINEを送っているという。

　九州のアナウンサー同士ということでSNSはつながっていた2人。ある日、長岡アナがナオト・インティライミのライブを見に福岡に行った際に偶然、武田アナを見かけたという。「九州では美人アナとして有名でしたし、実力もあったので『高嶺の花』みたいな距離感だった」という長岡アナは、ライブ中にSNSに「いまどのへんにいる？」とダイレクトメールを送ったことが出会いのきっかけだったという。

　2人の関係に転機が訪れたのは、宮崎に発生した震度5強の地震。長岡アナは「深夜で安否が心配だったのと、アナウンサーは地震が起きると緊急出勤になることが多いので、もうそれがパッと浮かんで、『これから出動になると思うけど、気を強く持って頑張ってね』と連絡をしたんです」と話す。地震の2日後に市長選の特番MCを控えプレッシャーのかかる状況で「とてもうれしくて、（仕事の）モヤモヤもあったし、そのときの思いを全部吐き出しちゃったんですよ。同業だし、会社が違う局の先輩だから分かってくれるかな」と、深夜にメールを送ったという。

　返ってきた長岡アナの誠実な返信メールに感動したという竹田アナ。「共感と一番かけてほしい言葉がLINEで帰ってきて。あ、こんなことが聞きたかったんだ。言ってくれたのがすごくうれしいってなって」と話す。これには藤井も「そういう話が聞きたかったんや！」と絶賛。さらに「（アナウンサーという）特殊なお仕事でございますし、そこをこう共感してもらえるのは心強いですよね」とコメントした。

「仕事の話ができるっていうのがとてもうれしい」と感じるようになった武田アナは、直接電話するように。「お互い毎晩仕事が終わってから、落ち着いたタイミングで毎晩4～5時間する。睡眠時間よりも話していた方が元気になるみたいな」と話しスタジオを驚かせていた。