漫才＆コントの二刀流No.1決定戦「ダブルインパクト」初代王者・ニッポンの社長の辻皓平が22日、ABCラジオ『ツギハギ～ヤーレンズのダダダ団！～』（月曜午後9時15分）に出演。大阪NSCの先輩・ヤーレンズから祝福された辻は、大ファンのプロ野球・阪神タイガースのセ・リーグ制覇に関しても「おめでとう」と言われ、どちらか戸惑う“うれしい悩み”を明かした。

　番組恒例のヤーレンズの長いトークで、開始約45分後に登場した辻は「負けました、きょう」と阪神の結果（対ヤクルト）に触れ、「もう優勝決まってるけど、めっちゃ嫌ですね。負けたら」と続けた。楢原真樹から「全勝したい？」と聞かれ、「負けたら嫌です」と即答した。出井隼之介から「そんな阪神好きだったっけ？」と言われ、辻は「逆にヤーレンズさんも野球好きなんですね」と話した。

　ヤーレンズが、辻のピン芸人時代に触れると、辻は「最初会ったとき、お客さん4人とかでしたもんね」と言うと、出井が感慨深そうに「そうだったね。ホントに」と肯定。全く無名時代の共演舞台は、大阪・難波近くに借りた会議室でのお笑いライブだったという。

　楢原が「それがもう『ダブルインパクト』チャンピオンですよ」と言うと、出井が「おめでとうございます」と祝福。辻は「ありがとうございます」と感謝すると、「あと阪神も優勝」と付け足した。ヤーレンズが笑う中、辻は「たまに、久々に会うた人に『おめでとう』とか言われて、『（大会優勝してから）前、会ったやん』って言ったら、『いや阪神、阪神』みたいな。あるんですよ」と明かした。

　楢原が「やっぱ『阪神』って言われるんだ。めっちゃ阪神キャラじゃん」と言うと、辻は「言われるんですよ。ホンマに。たまに。だからびっくりするんですよ。たまに『圧勝やったな』みたいに言われたりして、『いやいや2点差ですよ』みたいな。『最後の試合は2点差やったな』みたいな。『最後の試合ってなんですか？』『阪神』（って）。アンジャッシュさん（のコント）みたいになって」とダブルインパクトと7日の広島戦での阪神の優勝決定と混同すると打ち明けた。大笑いした出井は「プチアンジャッシュ」と表現。楢原も「『阪神の優勝を祝いたい男』『ダブルインパクトだと思ってる男』。ちゃんとテロップ出る」といじった。

　出井は「ちなみにオレ、この間（辻の相方）ケツに会ったときに『おめでとう』って言ったら、結婚のことだと思ってた」と報告。辻は「そうか！　それもあるんや」と“勘違い案件”が増えたことを認識。楢原は「あいつ（ケツ）はあいつで『ダブルインパクト』か」と口にした。出井は「（ケツに）『おめでとう』って言ったら、『ありがとうございます。結婚できました』みたいな。『ああ結婚の方か』と思った」とやりとりを披露。辻は「主語ください、主語ね」と間違いを回避するべく要請した。