火事で窮地の林家ぺー、パー子を『笑点』メンバーが救済へ「テリー伊藤さん、松村邦洋さんも参加してくれます」

寄席芸人でタレントの林家ペー(83)、パー子(77)夫妻の都内にある自宅マンションが19日、火災に見舞われた。救済のために、同じ一門の落語家・林家たい平(60)がすぐさま立ち上がった。「チャリティー演芸会を開催するため今、会場探しをしています」。日本テレビ系『笑点』(日曜午後5時30分)の大喜利メンバーでもあるたい平は、ENCOUNTにペー、パー子救済の青写真を明かした。

林家たい平【写真:ENCOUNT編集部】
林家たい平【写真:ENCOUNT編集部】

林家たい平「10月前半にでも一日中」

 寄席芸人でタレントの林家ペー(83)、パー子(77)夫妻の都内にある自宅マンションが19日、火災に見舞われた。救済のために、同じ一門の落語家・林家たい平(60)がすぐさま立ち上がった。「チャリティー演芸会を開催するため今、会場探しをしています」。日本テレビ系『笑点』(日曜午後5時30分)の大喜利メンバーでもあるたい平は、ENCOUNTにペー、パー子救済の青写真を明かした。(取材・文=渡邉寧久)

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 テレビ報道でペー、パー子の事態を知ったたい平は、警察の事情聴取などで忙しい夫妻を思い、度重なる連絡を控えているが、ショートメールには返信があったと明かした。

「まだ直接は話せていませんが、『命は大丈夫』という文章が返って来ました。80歳を過ぎて、新しい生活を新たに作らないといけない。大変だと思います。テレビで取材を受けている姿を見ると元気に振る舞っていますが、サービス精神も含めてちょっと元気にしている感じですね」

 落語の世界には「よみきり」という互助システムがある。病気などで高座に上がれなくなった芸人を援助するために、なじみの芸人が落語会を開催し、売り上げをすべて当該芸人に寄付するというチャリティーだ。同じことを今、たい平は画策している。

「会場を探しているところです。僕のスケジュールを考えながら、ペー師匠は浅草が大好きですから、(東京・浅草演芸ホールの2階にある)東洋館とか借りられたらいいのですが」

 22日にブログで「ペー師匠、パー子お姉さんが、早く心が元気になるような会を考えております」と記したところ、関係者からすぐさま、反応が舞い込んだという。

「落語家の蝶花楼桃花師匠やテリー伊藤さん、タレントの松村邦洋さんから、『出ますよ』と力強い表明をもらいました。林家一門となると負担をかけてしまいますので、幅広く賛同者を呼びかけたいと思います。ペー師匠に伝えると、照れ屋ですから『しなくていいよ』と言われそうですが、ペー師匠やパー子姉さんが参加しなくても、チャリティー落語会を開催します。できれば早いうちがいいので、10月前半にでもという感じ。一日中開催して、いつ来ても入れるような寄席みたいに木戸を開きたいですね」

 長年世話になった先輩芸人のために、たい平は徹底的に一肌脱ぐ覚悟だ。

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