堂本光一、後輩・加藤シゲアキを絶賛「頭がいい」 新番組で局の期待感を実感「人が多いんですよ」
DOMOTOの堂本光一とNEWSの加藤シゲアキがMCを務めるテレビ朝日系新番組『光一&シゲのSHOWマン!!』(10月6日スタート、月曜午後11時15分、※一部地域を除く)の初収録がこのほど行われた。終了後には囲み取材会に対応。MCで初タッグを組むそれぞれへの思い、新番組に携わる意欲を語った。

新番組で初MCタッグ「楽しくできました」
DOMOTOの堂本光一とNEWSの加藤シゲアキがMCを務めるテレビ朝日系新番組『光一&シゲのSHOWマン!!』(10月6日スタート、月曜午後11時15分、※一部地域を除く)の初収録がこのほど行われた。終了後には囲み取材会に対応。MCで初タッグを組むそれぞれへの思い、新番組に携わる意欲を語った。(取材・文=幸田彩華)
初収録を終えた堂本は「シゲは黙っていてもスッと入ってきてくれるので、とても“楽”でした。フォローもしてくれるし、突っ込むところは突っ込んでくれるし、初収録もすごく楽しくできました」と語り、頼もしい後輩に感謝した。一方の加藤は「先輩とタッグを組むということで少し気負うところもあったのですが、楽しくやらせていただきました。先輩の懐の広さに感動しております」と言い、顔をほころばせた。
同番組は、「世界の知られざる舞台エンタメSHOW」を取り上げ、「今、見ておくべき&知っておくべきエンタメを幅広く世に広く伝えていく」をテーマにしている。MCは、ミュージカル『SHOCK』シリーズで作、構成、演出、主演で、国内ミュージカル単独主演記録を更新し続けてきた堂本と、アイドル、俳優、小説家、劇作家、映画監督など多ジャンルで活動しれきた加藤が担当する。9年間継続したバラエティー番組『激レアさんを連れてきた。』の後番組にもなり、制作のテレビ朝日からの期待感はそれぞれが感じていた。
堂本「今日この取材もそうなんですけど、人が多いんですよ。たくさんの方にごあいさつさせていただいて、そういった意味ではすごく力入れてくださっているなと感じました。番組自体ももちろん力を入れて、スタッフの皆さんが楽しい番組、エンタメをより楽しんでいただこうっていうものを届けようと番組を作ってくださってると思います」
加藤「エンタメになかなか触れられる機会もない方もいるかもしれないし、興味を持ってるけど、1歩踏み出せないって方もいると思います。本当に幅広い方々に楽しんでもらえるような番組作りを目指したいなと思います。人数が多いという意味では、見えてきたものでいうと『テレ朝の社運が見えてきた(笑)』。非常に期待値が高いです」
多彩なエンタメの魅力を届ける番組にちなみ、「お互いの魅力を紹介しあってほしい」のオーダーには、堂本が「自分には小説の執筆なんて絶対できないだろうし、会話していても、シゲは『頭がいいんやな。ちゃんとしているな』といつも思います」と回答した。
加藤は「僕はこの世界に入ったときから、(光一さんの)背中を見て育ったといっても過言ではないです。演劇作品を作る時は、とにかくいろいろなことを考えなければなりませんが、光一くんは即応力や視野の広さがあり、自分で真ん中に立つ。これは誰にでもできることではない。語れども語り尽くせぬ魅力があります」と熱く語った。
さらには、「光一くんは『変わらなさ』がすごい!』」と表現した。
「第一線で活躍し続けてることがすべてを物語っているなと思います。光一くんがエンターテインメントについてつづった書籍も読ませていただいたのですが、ものづくりにおいて最後までこだわりを突きとおす情熱も本当に素晴らしい。いつかこの番組でも“堂本光一特集”をやってほしい!」
これに堂本は「マジで? 本まで読んでくれたの?」と照れながら驚き、加藤に優しい眼差しを向けた。
「まさに、こういうところですよね。シゲは仕事に対しての向き合い方が真面目。NEWSとしての活動でも『シゲというキャラクターがそのまま画面に現れているな』と常々思っています」
初回は2.5次元ミュージカルを特集
視聴者に分かりやすくエンターテインメントを伝えるための工夫については、それぞれが思いを語った。
堂本「そこのバランスが結構、難しいところでもあるなとは思います。でも、うそをつかずに番組作りができていくといいなと思っています。ステージに立つ人間としてやってきたわけですから、やったことがあるのを『わ~すごいですね』って言うと気持ち悪いじゃないですか。そういううそはつきたくないなと思っていますし、そういうゲストがいらっしゃるのであれば、一緒になって裏話もしていければ、話も展開していくんじゃないかなと。でも、全然知らない世界は絶対にあると思いますので、そういうところは視聴者の方と一緒に楽しませてもらいたい。勉強させてもらいたいなと思っています」
加藤「エンターテインメントって、やっぱり遊び心とか童心みたいなことだと思うんですよ。子どもの時の気持ちみたいな、ワクワクとかドキドキみたいなものがあるのがエンターテインメントの根幹だと思います。僕自身も小説活動とかしてると、高尚なものになってくようなイメージがあるとは思うんですけど、そうではなくて。小説も含めて、童心に帰って、『これはすごいな、あれすごいな』っていうのを一緒に、視聴者と一緒になって楽しんでいきたいなと思いますし、僕が知ってることがあれば、惜しみなくいろんな魅力を語っていけたらなと思っております」
なお、同番組初回は「2.5次元ミュージカル」を特集。ゲストに『「進撃の巨人」-the Musical-』などで知られる演出家・植木豪氏、数多くの2.5次元作品に出演してきた俳優・荒牧慶彦、今牧輝琉を迎え、原作コミックの世界観を極限までステージで再現する2.5次元舞台の演出手法に迫る。井上芳雄、劇団ひとり、堀田茜もトークゲストとして駆けつけ、「さまざまな視点から、この日本発の新たなカルチャーの奥行きを発見していく」としている。
