永山瑛太、観客のポップコーンの減りを見て安堵「映画を集中して見てもらったんだな」

俳優の永山瑛太が19日、都内で行われた映画『宝島』(公開中、大友啓史監督)の公開初日舞台あいさつに出席。観客のポップコーンを見て感謝する場面があった。

イベントに登壇した永山瑛太【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した永山瑛太【写真:ENCOUNT編集部】

映画『宝島』が公開

 俳優の永山瑛太が19日、都内で行われた映画『宝島』(公開中、大友啓史監督)の公開初日舞台あいさつに出席。観客のポップコーンを見て感謝する場面があった。

 同作は、アメリカ統治下の沖縄を舞台に、自由を求めて駆け抜けた若者たちの友情と葛藤を描いた感動物語。沖縄がアメリカだった時代、米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちがいた。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る幼なじみのグスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)の3人。そして、彼らの英雄的存在であり、リーダーとしてみんなを引っ張っていたのが、1番年上のオン(永山)だった。

 あいさつを求められた永山は「俳優として生活している以上、この瞬間が1番ドキドキします。それに、幸せだなって感じます」としみじみと話し、さらに「そちらの方(観客)のポップコーンが全く減っていないのを見ると、映画を集中してみてもらったんだなと、今この瞬間感じました。ありがとうございます!」と感謝し、会場の笑いを誘った。

 続けて、撮影中の心境を「オンって役は、大きな意味を持つ役。果たして自分が全うできるかってプレッシャーをすごく感じていた。『正直不安です』って口にしてしまったことも何度もありました。でも、沖縄に着いてからは切り替えて、考えて結果が出るものではないなと思って、覚悟を決めてカメラの前に立つようにしていました」と明かした。

 この日は「一体感を感じる瞬間」について聞かれる場面もあり、これに「エンドロールを見たとき」と回答。「この街のそういった方も協力してくださったんだなとか。毎回どれだけの人が変わったんだろうって、感慨深い気持ちになります」と口にしていた。

 舞台あいさつには、妻夫木、広瀬、窪田、栄莉弥(えりや)、光路(みろ)、大友監督も登壇した。

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