松坂桃李、学生時代にハマっていたのはミニ四駆「分厚いコミックス積み重ねてコース作った」
俳優の松坂桃李と染谷将太が19日、都内で行われたアニメーション映画『ひゃくえむ。』の公開初日舞台あいさつに登壇した。同作にまつわるトークなどで会場を盛り上げた。

染谷将太は「散歩」と回答
俳優の松坂桃李と染谷将太が19日、都内で行われたアニメーション映画『ひゃくえむ。』の公開初日舞台あいさつに登壇した。同作にまつわるトークなどで会場を盛り上げた。
同作にちなんで、“学生時代に熱中していたこと”を問われて松坂は「僕の世代は……というか、僕はミニ四駆に当時すごいハマっていました」と告白。「小っちゃい手の平サイズの車をただ走らせるだけ。それこそ、どれだけ速いか競う。ミニ四駆の本体にちょっと穴を開けたり軽くしたり、モーターの種類を変えたりとか、タイヤをスポンジにしてみたりとか。色々そういうことに熱中した。でもコースは買ってもらえなかった。当時小学生の頃に読んでいたコロコロコミックとか、ボンボンとか……知らないですかね?(笑)。そういう分厚いコミックスを何冊も積み重ねて並べて、ミニ四駆のコースを作るということやったりしていました」と明かした。
同じ問いに染谷は「散歩っすかね」と回答。「学生のときは無駄に歩いた。電車で20分くらいのところまで行って、映画とか見て、帰りは歩いて帰る。3~4時間くらいぶっ通しで歩いて帰ることに熱中していましたね。時間の使い方が『学生らしいな』と自分でも思っていました」と述懐した。
同舞台あいさつには、笠間淳、高橋李依、岩井澤健治監督も出席。10秒に最も近いタイミングでストップウォッチを押すことを競う“10秒体感チャレンジ”企画も実施された。
同作は『チ。―地球の運動について―』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少受賞した新鋭・魚豊氏の連載デビュー作が原作。生まれつき足の速い“才能型”のトガシ(松坂)と、トガシとの出会いから100メートル走にのめり込んでいく“努力型”の小宮(染谷)を中心とした、情熱と狂気の物語が描かれる。松坂と染谷が共演するのは、2011年公開の映画『アントキノイノチ』以来、約14年ぶり。
