【あんぱん】北村匠海、最終回に「僕ららしく終わり…すごく涙が出そうに」 初朝ドラで感じた“15分の難しさ

俳優・北村匠海が柳井嵩役で出演するNHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)の取材会に出席し、最終回に対する思いを明かした。作品は俳優・今田美桜が主人公・柳井のぶを演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに、苦難に面しても夢を忘れず荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでの愛と勇気の物語。

柳井嵩を演じる北村匠海【写真:(C)NHK】
柳井嵩を演じる北村匠海【写真:(C)NHK】

充実感感じ「全員で一つ一つ、一日一日を紡いでいるような感じ」

 俳優・北村匠海が柳井嵩役で出演するNHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)の取材会に出席し、最終回に対する思いを明かした。作品は俳優・今田美桜が主人公・柳井のぶを演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに、苦難に面しても夢を忘れず荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでの愛と勇気の物語。

BMW、ベンツにプジョー…人気女優の“多国籍”な歴代愛車(JAF Mate Onlineへ)

 最終回の終盤のシーンにどんな感想を抱いているのだろうか。

「非常に僕ららしく終わりました。2人の日常がいつまでも続いてほしいなという願いを2人でかみしめながら一本道を歩いていくシーンになりました。僕は他愛のなさにすごく涙が出そうになりました。僕ら2人らしい『あんぱん』が歩んできたすごく温かな毎日がそうさせてくれた気がします」

 みんなで作りあげた充実感はあるだろうか。

「ありますね。いろんなことを話し合いながら監督さんや演出陣だけでなく助監督チーム、カメラマンチーム、衣装、メイクなどのスタンバイチーム、どのスタッフさんも全員が対等に話し合いながら、そういう方々の思い、意見を僕自身も吸い上げながら代表として話す瞬間もありましたし、本当に全員で一つ一つ、一日一日を紡いでいるような感じでした」

 初の朝ドラ出演。15分の放送枠の難しさもチームとの一体感に貢献したようだ。

「僕は朝ドラが初めてだったので15分の難しさを痛感しました。時間も7年経過したり、台本のページをめくったら、メイコの子どもが成長していたりします。15分の中にどう起承転結をつけ、1週間という大きな起承転結をどうつけるかということに僕らも身を投じるわけですが、その難しさの経験がなく、15分を常に全力投球でやっていくという難しさを感じていました。そんな中、やはり疑問に思うことがあったら、決して流さず立ち止まって、これを成立させるためには、こうしないといけないと、常に全員で話し合ってきた感覚が最後のラストシーンなのかなと思っています」

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください