――2人のコンビ「ぽの」のお互いの印象を聞かせてください。先輩の矢野さんから見た「アイドル沖侑果」は？

矢野：「○○みたいというのがなくて、『沖侑果』ってジャンルがありますね」

沖「うれしい!!」

矢野「何をやっても沖ちゃん仕様になるというか、ファンの方に愛される理由が分かる気がする」

沖「誰もやったことがないことをやりたい願望はあります。私も“パイオニア精神”は持ってるんですけど、ただ『瀬戸内のパイオニア』はほのたんさんなので(笑)」

矢野「『せとまいく』時代にマネージャーさんが考えてくれたんだよね。宙花は『歩く早口ラジオ』、沖ちゃんは『裏社会のボス』みたいな。私もパイオニアってフレーズは気に入ってる」

――逆に、沖さんから見た矢野さんの印象は？

沖「まず、歌がめちゃくちゃ上手です。透き通っていて、バラード系の曲調の時にすごくきれい。ふざけた時に歌ってくれるこぶしの効いた歌声も好きです」

矢野「いつでも歌ってあげるよ(笑)。うれしいけど……、沖ちゃんはメンバーそれぞれの良いところを言うような時に、私のことを『歌に全能力を吸い取られた女』みたいに言ってるでしょ！」

沖「『歌唱力にすべてをつぎ込んだ』です(笑)」

矢野「それだけ歌は好きだけど、ほかにも良いところがあるのに……」

沖「9割は歌ですね(笑)。それくらいすごくて、今年の(第3回AKBグループ)歌唱力NO1決定戦が楽しみです」

矢野「『MiKER!』のみんなが出場するのはうれしいな」

――2人はラジオのレギュラー番組を持っていて、トークにも定評があります。

沖「ほのたんさんは“お仕事モード”がありますよね。綺麗な声で、少し別人みたいです」

矢野「読みのお仕事はふざけられないからね。沖ちゃんは小説を読むのが好きだから、語彙力とか引き出しの多くて尊敬。私、語彙力が皆無だから……」

沖「ほのたんさんはアドリブとか、機転を利かせるのがうまいと思います」

矢野「なんかちょっと上から目線の気もするけど(笑)、うれしい!!」