密室に90分…極限でバッテリィズが繰り出す笑いとは エース「公園ならもっと」

お笑いコンビ・バッテリィズによるCS放送・チャンネルNECO特番『バッテリィズの世界』が、今月27日午後10時40分から1時間30分に渡って放送される。2人を密室に閉じ込めて「バッテリィズはリズムネタを作れるのか?」「バッテリィズはモノマネできるのか?」「バッテリィズはどちらが先に屁をこけるのか?」といったあらゆる実験を行い、バッテリィズの本質と底力に迫っている。文字通り、極限状態になった収録を終えたばかりのエースと寺家に話を聞いた。

取材に応じたバッテリィズのエース(左)、寺家【写真:ENCOUNT編集部】
取材に応じたバッテリィズのエース(左)、寺家【写真:ENCOUNT編集部】

チャンネルNECOで冠番組

 お笑いコンビ・バッテリィズによるCS放送・チャンネルNECO特番『バッテリィズの世界』が、今月27日午後10時40分から1時間30分に渡って放送される。2人を密室に閉じ込めて「バッテリィズはリズムネタを作れるのか?」「バッテリィズはモノマネできるのか?」「バッテリィズはどちらが先に屁をこけるのか?」といったあらゆる実験を行い、バッテリィズの本質と底力に迫っている。文字通り、極限状態になった収録を終えたばかりのエースと寺家に話を聞いた。(取材・文=薦田真実)

 長時間の収録を終え、2人は疲れ切った様子で取材陣の前に現れた。密室に閉じ込められ、あらゆる実験に挑むというハードな収録を振り返り、エースは「疲れました!」。寺家は「信じられないくらい疲れてます」と反応し、それぞれが“らしい”表現をした。

寺家「何が慣れないことだったのかも覚えてないくらい、頭も使ってたくさんいろんなことをしました」

エース「真っ白の部屋が疲れました。あの空間がダメですね。集中力が持たないです。公園やったら、もっといけました」

 同番組は、『今まで見たことのないバッテリィズの本質に迫る』がテーマの一つにもなっている。そのため、記者から「お互いに初めて見た顔はありましたか」と問われると、エースは「ここ(コンビ間)では知られざる一面はないですね。許容範囲」と即答。一方の寺家は「『許容範囲』というか、『想定内』な」とフォローを入れつつ、「見てる方には(発見が)あると思います」と返した。

 密室では「バッテリィズは男の子に『かっこいい!』と言わせることができるのか?」「バッテリィズはセクシーグラビアを撮れるのか?」といった実験も行われており、エースは「自分の一番いいところがあらためて分かった」という。

「やっぱり、考えん方がいいな。その場で必死で考えた一発目が、一番いいのがずっと出てた。考えれば考えるほどおもろいのは出なかった」

 究極の状況だからこそ気付いたこともあったようだ。印象的な実験としては、エースは「リズムネタは意外とポンポンできました。面白いか面白くないかは別として」と振り返り、寺家も「リズムネタのオチは、ぜひ見てほしいです!」と自信を垣間見せた。

 その上で、「今回のような実験番組を他の芸人に挑戦してもらうなら」と問われると、エースは同期のダブルヒガシを指名した。

「ダブルヒガシの大東君は、芸人で一番面白いと思ってるんですけど、これ(実験)をやらすと全部できない。全部苦手そうやけど、その中でも面白いの出してくれそう」

 寺家は「カベポスターとか見たいですね。どっちも地頭もいいし、どう乗りこなすのかわくわくしそう」と提案し、エースも「ほんまに普通に面白そうやな」と期待を口にした。

 そして、最後に寺家が「(番組の演出上スタッフさんの)笑い声がない場所やったので、『面白かった』という感想がほしい!」と視聴者に呼びかけた。正反対のようで、絶妙なバランス力を感じさせるバッテリィズ。極限だからこそ生まれた「新しい笑い」を楽しめる番組になりそうだ。

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