平成バラエティー番組の裏側が「怖っ!」 スベった芸人はディレクターにつかまれスタジオ外に

お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣と山崎弘也が17日、テレビ東京系『あちこちオードリー』(水曜午後11時6分)に出演。かつてフジテレビ系で放送された人気バラエティー番組『ボキャブラ天国』について語った。

アンタッチャブル・山崎弘也【写真:ENCOUNT編集部】
アンタッチャブル・山崎弘也【写真:ENCOUNT編集部】

テレビ東京系『あちこちオードリー』

 お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣と山崎弘也が17日、テレビ東京系『あちこちオードリー』(水曜午後11時6分)に出演。かつてフジテレビ系で放送された人気バラエティー番組『ボキャブラ天国』について語った。

 アンタッチャブルはスクールJCAの3期生で、94年に結成。芸歴3年目の97年には『ボキャブラ天国』への出演を果たした。これについて柴田は「21歳とかじゃないかな。ボキャブラは俺たち」と回想。MCのオードリー・若林正恭が「ネタ見せとかするんですか?」と聞くと、「めちゃくちゃしたよ。毎日ボキャブってたよ、本当に」と答えた。

 柴田は「怖かったしね。スタジオはやっぱりなんか……」としみじみ。「どういう怖さ?」と質問には「入れ替え戦だし、先輩たちもすごいし。それを審査する人たちもみんなスーパースター」と返し、「タモリさんをはじめ……。ヒロミさんとかも忖度なく『おもしろくねぇよ』とかって。それも愛だよ? 言ってくれる時代だから、本当に戦い。本当に戦場。ここで失敗したら、もうテレビ出られなくなるくらいな感じで行ってた」と懐かしんだ。

 これに若林が「たしかに、ちゃんとヒロミさんは『おもしろくない』って言ってましたもんね。うじきつよしさんとか」と反応すると、山崎も「『おもしろくない』ってちゃんと言ってた時代だよね」と同調。「今のM-1(『M-1グランプリ』)とか見てると、すごい審査員の人、笑ってくれるなと思わない?」と述べ、「一番最初の頃なんて、笑ったらニュースになるくらいの……」と振り返った。

 続けて、「ボキャブラはディレクターさんとかも厳しかったよね」と発言。「これは時代的に流せないかもしれないけど……」と前置きの後、「カメラの後ろにマイナー芸人。で、こっち(スタジオ)がメジャー」と説明した。

 山崎は「で、たまに(マイナー芸人に)振られるわけよ」とひと言。「なんか言ってスベっちゃってシーンみたいな。で、カメラがこっち(スタジオに)向いてワーッて盛り上がってたら、スベったやつ、(ディレクターに)ガってつかまれてスタジオの外に出されてた」と告げると、若林の相方・春日俊彰も「スベった芸人が外に出されるんですか!? 怖っ!」と驚きを隠せない様子だった。

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