SixTONES松村北斗、16年前に同じオーディション受けた“戦友”との邂逅に刺激「負けていられない」

SixTONESの松村北斗が17日、都内で行われた主演映画『秒速5センチメートル』(10月10日公開)の完成披露試写会に登壇。同作にまつわるトークを展開した。

完成披露試写会に登壇したSixTONES・松村北斗【写真:ENCOUNT編集部】
完成披露試写会に登壇したSixTONES・松村北斗【写真:ENCOUNT編集部】

主演映画『秒速5センチメートル』完成披露試写会に登壇

 SixTONESの松村北斗が17日、都内で行われた主演映画『秒速5センチメートル』(10月10日公開)の完成披露試写会に登壇。同作にまつわるトークを展開した。

 同作にちなんで、最近“巡り合わせ”を感じた瞬間を問われて「僕の一番仲がいい、高校からの友達が、ちょっと似たような仕事をしていて、最近珍しく舞台に出た。うれしくて見に行ったら、主演の方が、僕がこの芸能界に入るために受けたオーディションのときに、一緒にオーディションを受けて、また違う道に行かれた役者さんだった。2009年なんで……(約)16年前。その後、会って話すとかなかったんですけど、今もがんばっているのを目の前で見て、感じて、すごい刺激になりました」と明かした。

 続けて「知らずに見に行った。『なんか似てるな~』と思った。ちょっと自信がなかったけど、終わった後に親友とご飯行ったら『あの人、(松村と)オーディション一緒だったらしいよ』と(言っていた)。『やっぱり』と思った。そこで色んなことを考え始めちゃって、しばらく黙ってご飯を食べてました」と話した。

 遠い昔の記憶を覚えていた理由について「たくさんいる中で、しゃべっていたのが数人だった。そのうちの1人だった。その輪の中で、皆緊張している中では、声大きく、おちゃらけてくれたムードメーカー的な存在だった。(この先も)『たくさんの人に元気を与えるんだろうな』と思って、『負けていられないな』と思いましたね」と述べた。

 また、今回のイベントについて松村は「世界で初めて、(会場の)この皆さまから順々に実写『秒速5センチメートル』を見ていただけると思うと、すごく感動的な部分もあります」と言い、「実際アニメーションがもう世の中にあって、実写がどのような違い、そしてどのような共通部分が皆さまの中で生まれて、当時のように、初めて『秒速5センチメートル』という世界を実写映画で触れる方々が、どのように心の中で育ててくれるのかすごく楽しみ」と話した。

 本イベントが上映前だったため「とにかく公開もしていないし、今だと誰も見ていない状態。なんかちょっと夢の中で喋っているような、なんとか伝えたいけど、たぶん皆『どういうことなんだろう?』と(なる)。そこのギャップがちょっといじらしいような、それがすごく楽しいイベントだと思う。とにかく届くのが今は楽しみ」とほほ笑んだ。

 同試写会には、高畑充希、森七菜、青木柚、木竜麻生、上田悠斗、白山乃愛、宮崎あおい、吉岡秀隆、奥山由之監督、原作者の新海誠氏も出席した。

 同作は『君の名は。』(16年)、『天気の子』(19年)、『すずめの戸締まり』(22年)などを手がけた新海監督の劇場アニメーション第3作『秒速5センチメートル』(07年)の実写化作品。新海監督の作品が実写化されるのは今回が初。また、松村にとって映画単独主演は初めて。主人公・遠野貴樹(松村)の約18年におよぶ人生を、幼少期、高校生、社会人の3つの時代に分けて描く。

※宮崎あおいの「崎」の正式表記は「たつさき」。

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