『世界陸上』無念の選手に寄り添う男性 TBSアナの“粋な計らい”にネット涙「感動した」

東京・国立競技場で行われた陸上の世界選手権東京大会・男子110mハードル決勝が16日にTBSで放送された。村竹ラシッドは13秒18で5位入賞を果たしたが、メダルに手が届かず涙したなか、インタビューを担当した男性アナウンサーに注目が集まっている。

TBS【写真:ENCOUNT編集部】
TBS【写真:ENCOUNT編集部】

男子110mハードル決勝後、村竹ラシッドに寄り添う

 東京・国立競技場で行われた陸上の世界選手権東京大会・男子110mハードル決勝が16日にTBSで放送された。村竹ラシッドは13秒18で5位入賞を果たしたが、メダルに手が届かず涙したなか、インタビューを担当した男性アナウンサーに注目が集まっている。

 好スタートを切ってトップ争いを演じた村竹だったが、中盤以降は徐々に周囲に遅れ、5着でフィニッシュ。日本人最高位タイの5位となったが、メダルまで0秒06届かなかった。

 レース後のインタビューを担当したのが、TBSの石井大裕アナウンサーだった。

「何が足りなかったんだろうな、何が間違っていたんだろうな…」と悔しさをにじませ、涙する村竹の言葉に静かにうなずきながら、「この大きな舞台で、東京・国立の舞台で素晴らしい入りでした。たくさんの人が勇気をもらいました」と言葉をかけるなど、インタビュアーとして選手に寄り添った。

 2010年に入社した石井アナは、『S☆1』でスポーツキャスターを務めているが、入社前にはテニス選手として活躍していた経歴を持つ。

 SNS上では、石井アナに対して「ラシッド選手に寄り添ってラシッド選手の顔を見ながら膝着いて背中さすって一言一言ラシッド選手の気持ちを受け止めてくれたこの光景、本当に感動しました」「石井大裕アナウンサーが何気に毎回凄いと思う」「泣き落ちる村竹に足を折って寄り添う石井アナウンサー、素晴らしかったです」「アナウンサーさんも優しい」などのコメントが寄せられていた。

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