『新婚さん』ラスベガスで“一晩120万円”稼ぐ仕事を捨て帰国、妻の元へ「恋のマジックかけられたみたい」
お笑い芸人の藤井隆とタレント井上咲楽が司会を務めるABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい!』(日曜午後0時55分)の14日放送回は、ラスベガスで1日120万円を稼いでいたマジシャン夫と妻の「新婚さん」が登場した。

14日放送回
お笑い芸人の藤井隆とタレント井上咲楽が司会を務めるABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい!』(日曜午後0時55分)の14日放送回は、ラスベガスで1日120万円を稼いでいたマジシャン夫と妻の「新婚さん」が登場した。
「プロの方が使うからめっちゃ高いと思うんですよ」と話す井上は、夫に「マジック道具の購入資金は?」と質問。妻は「マジック道具はお小遣い(承認制)」だと説明した。一番欲しいマジック道具が約18万円することを知ると、「孫ができてからや」と却下していたという。
2人の出会いは神戸のマジックバー。夫は最初、店長の紹介で妻と言葉を交わすようになった。「この人もっと髪が長かったんですよ。毛先が金髪で。なんだこいつって感じでした」。妻の率直なトークに、夫婦の飾らない関係性が表れる。夫も、やや不思議な印象を抱いていたという。
夫は8歳からマジックを始め、中学生でプロになると、海外のコンクールで世界3位を獲得した経歴を持つ。ラスベガスで活動した経験もあり、「ラスベガスに道具とかそろえたり投資したりして、向こうで勝負しに行くっていうのを決めて。バーに報告しに行くとリカちゃん(妻)もいて。『悲しい。行かんといてほしい』って言われて。これは好きやなと確信できた」と夫はコメント。
帰り道で「寂しいから」とハグを交わし、夫は「海外行くけど付き合ってほしい」と、その場で思いを伝えた。夫は「全部にマジックがあるわけではありません。むしろ僕がリカちゃんに恋のマジックかけられたみたい」と当時を振り返った。
ラスベガス滞在中は「一晩で120万円稼ぐこともある順風満帆な生活」と成功を感じた日々もあったが、妻が身近な不幸で深く落ち込んだ際に「ラスベガスを全部諦めて、一刻も早く帰りたい」と日本へ一時帰国する決意が固まったという夫。
そんな夫は、料理上手な妻が作る「ナスの煮浸し」に胃袋をつかまれたことがきっかけで再び日本にとどまり、結婚に至った。
夫はサプライズで「これまで改まってしたことのない」プロポーズを仕掛ける。演出もまるでマジックショーだ。指輪を箱から消すと「実はこれ、消えたわけじゃないんです。ここに紙袋あるのが見えます。この紙袋から出てくるものって言えば」と、胃袋をつかまれたというナスを紙袋から取り出した。ナスをナイフで切ると中から指輪が! これには藤井も井上も「すごい!」と驚きの表情。マジシャンならではの特別演出で、改めて妻へ思いを伝えていた。
