板垣李光人、衣装被りで大焦りの令和ロマン・くるまに笑顔「今日はペアルックで」

俳優の板垣李光人とお笑いコンビ・令和ロマンのくるまが15日、都内で行われた映画『ミーツ・ザ・ワールド』完成披露舞台あいさつに、主演の杉咲花、共演の南琴奈、渋川清彦、筒井真理子、メガホンをとった松居大悟監督と共に登壇した。

舞台あいさつに登壇した板垣李光人【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した板垣李光人【写真:ENCOUNT編集部】

初の既婚者役、初のホスト役

 俳優の板垣李光人とお笑いコンビ・令和ロマンのくるまが15日、都内で行われた映画『ミーツ・ザ・ワールド』完成披露舞台あいさつに、主演の杉咲花、共演の南琴奈、渋川清彦、筒井真理子、メガホンをとった松居大悟監督と共に登壇した。

 歌舞伎町を舞台に、擬人化焼肉漫画『ミート・イズ・マイン』をこよなく愛するも自分のことは好きになれない27歳の主人公の新たな世界との出会いを描いた本作。原作は、第35回柴田錬三郎賞を受賞した金原ひとみの同名小説。自著の映画化は、第130回芥川賞を受賞したデビュー作『蛇にピアス』以来、17年ぶりとなる。

 初の既婚者役、そして初のホスト役・アサヒを演じた板垣は、勉強のために事前にホストクラブに取材に行ったそうで「どういうルーティーンで皆さんが生活をされているのかとか、どういう家庭があって仕事に向かわれているのかとか、どういう準備をしているのかというお話を聞くところから始めて、実際にシャンパンコールもしてもらいました(笑)」と打ち明け、「この方とこの方を足して2で割ったら(自身が演じた)アサヒっぽいキャラクターになるんじゃないかなと思って、そこでいろいろ学ばせてもらいました」とコメント。

 一方、杉咲演じる三ツ橋由嘉里が合コンで出会う奥山譲を演じるくるまは、初めての映画の現場を経験した感想を求められると「人が多いなと思いましたね。お笑いの現場ですとカメラの横に1人か2人しかいないんですけど、映画はカメラの周りにすごいたくさんの人がいて、カメラに映らないようにぎゅうぎゅうになってるじゃないですか。あれがすごく新鮮でした」と目を輝かせつつ、「なんで僕は板垣さんとレザーが被ってるんだろうと思ったら、恥ずかしくなってきて……。なんでこんな男前と同じレザーを……」と板垣と衣装被りをしていることに触れて会場の笑いを誘い、板垣が「今日はペアルックで」と笑顔を見せると、くるまは「確認不足で袖で絶望的でした」と頭を抱えた。

 本作の内容にちなみ、“最近の推し”を尋ねられると、板垣は“アスパラガス”と答え「気づいたらご飯を食べに行ったりするとアスパラのメニューがあると頼んでるなと思って、小さい頃、畑の端っこに生えているアスパラを持って帰っていたりしていたなと思って……」と説明。それはその畑で栽培しているアスパラではないのかと追及されると、「違うんですよ。大丈夫です。合法のやつ」と慌てて否定し、「自生しているアスパラを持って帰っていて、小さい頃からアスパラを推していたのかなって思いました」と語った。

 同じ質問に、くるまは“区”と回答。「僕はアイドルとか野球も好きで、グッズを買ったりするんですけど、一番課金しているものってなんだったかなと思ったら、区民税だったと思って、相当区を推しているなと思って」と笑わせ、「税金が上がってくるにつれて、道とかにも愛着が湧いてきて、我が道とか我が図書館って思いませんか? 我が税金が多少使われているんじゃないかと思うと愛着が湧いてきて、公園の木々の写真を撮ったりします」と明かした。

次のページへ (2/2) 【写真】『ミーツ・ザ・ワールド』集合ショット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください