「志村けん×高木ブー」の2Sコントは世界に1本のみ “ドリビア”大放出『ドリフの祭典』

フジテレビは16日、『ドリフの祭典!爆笑ドリビア大放出SP』を23日午後7時からを放送することを発表した。『ドリフ大爆笑』や『志村けんのだいじょうぶだぁ』、『志村けんのバカ殿様』など、ザ・ドリフターズが生み出してきた約5000本に及ぶコントの中から、知られざる“ドリビア(ドリフ+トリビア)”を紹介するという。

23日放送『ドリフの祭典!爆笑ドリビア大放出SP』【写真:(C)フジテレビ】
23日放送『ドリフの祭典!爆笑ドリビア大放出SP』【写真:(C)フジテレビ】

最短コントの秒数や“オチ音”公開

 フジテレビは16日、『ドリフの祭典!爆笑ドリビア大放出SP』を23日午後7時からを放送することを発表した。『ドリフ大爆笑』や『志村けんのだいじょうぶだぁ』、『志村けんのバカ殿様』など、ザ・ドリフターズが生み出してきた約5000本に及ぶコントの中から、知られざる“ドリビア(ドリフ+トリビア)”を紹介するという。

 番組には加藤茶と高木ブーが登場し、MCを務めるのは澤部佑(ハライチ)とホラン千秋。ゲストとして伊集院光、桜井日奈子、島崎和歌子、DAIGOが出演する。スタジオでは「雷様」や「変なおじさん」などの名作コントのセットや小物を組み合わせ、懐かしさと新しい発見が交錯する構成となった。

 番組では『ドリフ大爆笑』の最短コントの秒数や、コントのオチに使用された9種類の“オチ音”など、細かく分析された豆知識を次々に紹介。DAIGOは“DAI語”と加藤のイチオシ“オチ音”でコラボを披露し、スタジオを盛り上げた。

 番組スタッフによる徹底調査では、『ドリフ大爆笑』からツーショットコントのカップリングのレア度が判明。「志村けん×加藤茶」111本、「いかりや長介×高木ブー」49本とコント数が発表される中「志村けん×高木ブー」は“1本”のみであることが判明。その伝説のコントが今回、特別に放送される。加藤と高木が顔を見合わせながら答えるレアなトークも見どころのひとつとなる。

 ラストはドリフの代表曲『いい湯だな』の合唱で締めくくられ、ホランが思わず涙を見せる場面もあった。加藤と高木が「全部見て欲しい!」と語る『ドリフの祭典!爆笑ドリビア大放出SP』は、笑いと感動を交えながらドリフの歴史を振り返る内容となった。

 出演者のコメントは下記の通り。

――収録を終えていかがですか?

澤部「ドリフのコントをこれまで加藤さん、(高木)ブーさんと一緒にやらせてもらっていて、特別な思いが結構ありました。今回いろんなデータや情報があったのでそちらも楽しめる、しかも最後はちょっと感動できる感じでめちゃくちゃ楽しかったです!」

DAIGO「一番印象的だったのはお2人が“AWK”だったことですね。“(A)アルファベットで(W)笑って(K)くれた”と。最高の時間でした!お2人が“DAI 語”に笑って下さってこれからもやり続けようという自信を頂きました(笑)」

ホラン千秋「高木さん加藤さんがスタジオにいらっしゃる中で、映像を見ながら“この時どうだったんですか”と聞ける機会は滅多にないので本当に特別だと思います。澤部さんもおっしゃっていましたが、みんなで大笑いして楽しいんだけど、最後ぐっときて感動するみたいな、本当に夏祭りの終わりのような気持ちになりました。最初すごく楽しくてわーっと盛り上がるけど、“もうこの時間も終わっちゃうんだ…”みたいな。心が少しきゅっとなるあの気持ちを最後の“ババンババンバンバン”の合唱で味わいました。私少しだけ泣きましたもん(笑)」

澤部「本当に泣いていましたよね」

ホラン「みんなの心の大事な場所にしまっていた思い出を刺激されるというか、揺さぶられるんですよね。本当に良い時間でした。最高の祭りでした!」

――ドリフコントにまつわる思い出について教えて下さい。

澤部「めちゃくちゃあるからなあ。いかりやさんの“お風呂屋さんコント”で後ろ向きでお風呂に落ちるとか、子供の頃に友達と修学旅行とかでやっていましたね。家のお風呂でやって怒られたこともあったな…正直『ドリフ大爆笑』はどんぴしゃの世代というわけではないですが、それでもやっていましたね」

DAIGO「ドリフさんのコントは全部がすごいクリエイティブで、音楽だとビートルズがいろいろなことを先駆者としてやっていましたが、ドリフさんもそうなんだなって。エンターテインメントの先駆者だったんだなと改めて感じました。個人的には“変なおじさん”が世代なので、あの動きは家だったら一緒にやっていたなとか思いました(笑)」

ホラン千秋「そうですよね!コントに子供がマネしたくなるような要素がいっぱい入っていました。今改めて見ると、幼い頃テレビで見ていた記憶が少しずつ思い出されてきて、“あれ、これ知ってる!”“これも見てたなー!”とよみがえってくるので、それだけドリフのみなさんが届けてくださった楽しい時間が強烈な印象を残していたんだなと実感しますし、多分ご覧になる方も同じ感覚になるのではないかと思いました」

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