来春朝ドラ『風、薫る』栃木でクランクイン 主演・見上愛「いよいよ始まったんだなという思いです」
俳優の見上愛と上坂樹里がダブルヒロインを務める2026年度前期のNHK連続テレビ小説『風、薫る』が8日に栃木県でクランクインしたことが14日、分かった。ヒロイン・一ノ瀬りん役を演じる見上が初日から撮影に参加し、14日に行われた取材会にも参加した。

見上愛&上坂樹里がWヒロイン
俳優の見上愛と上坂樹里がダブルヒロインを務める2026年度前期のNHK連続テレビ小説『風、薫る』が8日に栃木県でクランクインしたことが14日、分かった。ヒロイン・一ノ瀬りん役を演じる見上が初日から撮影に参加し、14日に行われた取材会にも参加した。
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作品は、明治時代に看護の世界に飛び込んだ2人が“ダブルヒロイン”となるバディードラマ。看護師という職業の確立に大きく貢献した実在の人物、大関和(おおぜき・ちか)さんと鈴木雅(すずき・まさ)さんがモチーフとなる。見上は大関さんがモチーフの一ノ瀬りんを、上坂は鈴木さんがモチーフの大家直美を演じる。
自然豊かな栃木・那須が舞台となり、家族や幼なじみと過ごす主人公・りんの姿も描かれる。クランクイン当日は、そんな那須のロケ地にて、お祭りのにぎやかなシーンを中心に撮影を敢行。地域のエキストラも多数参加するなど、和やかで熱気あふれる現場となった。
撮影に参加した見上は、「いよいよ始まったんだなという思いです。雨が降っても皆さんすごく生き生きと仕事をして、温かい現場を作ろうとしてくださるので、ものすごく撮影が楽しいです。きょうはお祭りのすごくにぎやかなシーンで、お天気も味方してくれて。ここはみんながあたたかく幸せな場面になるので、そういうシーンをとれたんじゃないかなと思います」と振り返った。
続けて、「色んな稽古を積み重ねていく中で少しずつりんというものが出来上がっていくと思いますし、脚本が示しているりん像を皆さんと少しずつ歩み寄りながら表現していけたらと思っています」と意気込みも語った。
制作統括の松園武大氏は、「連続テレビ小説『風、薫る』、栃木で無事にクランクインを迎えました。栃木ロケでは天候に悩まされていますが、クランクイン初日は奇跡的に晴れて、チーム全員が『ここから1年頑張ろう』と気持ちをひとつにできたスタートでした」と心境を明かすと、現場の様子について、「本日の大雄寺での撮影も、この空間が持つ力みたいなものをお借りして、また50名近くの地元のエキストラの方々が参加してくださり、とても熱気に満ちた一日になりました。この地域の自然や人柄などの魅力を、我々のできる最大限のパフォーマンスで伝えていきたいと思っています」とコメントしている。
