タレントの東野幸治が13日、MBSラジオ『トークでパンチ　VS武川』に出演した。MBSの武川智美アナウンサー（57）と初共演。武川が番組で共演するメッセンジャー・あいはらを通じてオファーしてゲストが実現した。

　東野が「他局でこの女性アナウンサー、男性でもいいんですけど、『この子、いいなあ』で実際に良くなったとか、『最初からモノが違った』っていうのは武川さんから見ていらっしゃるんですか？」と質問。武川アナは「います。やっぱり」と返したが、東野が個人名を聞き出そうとすると「それは言えませんよ」と口をつぐんだ。東野は手法を変え、周辺で男性ではTBS・安住紳一郎アナ、女性では元フジテレビでフリーの高島彩アナの評価が極めて高いと伝えた。

　東野が「モノが違う」という話を聞くという安住アナについて、武川アナは「そうだと思います」と言い「安住君はたぶん、入った時から違ったと思いますよ」と語彙力などを絶賛。高島アナについて、東野が「やっぱりすごい？」と尋ねると、武川アナは「彼女はやっぱりご両親もそういう関係のお仕事だったので、たぶん英才教育ですね。彼女の場合はね。（モノが）違うと思いますね」とこちらもほめ上げた。

　2人の男の子を持つ武川アナは、関西生まれ、育ちの子どもを共通語で育てたと明かした。長男は東京の大学2年生で、アナウンサーの職業には興味なく、母としても「絶対反対です」と断言。それでも、東野が仮に希望した場合として「推薦するのはどの局なんですか？」と問うと、武川アナは「これちょっとリアルだな」と反応しつつ「TBSですね」と系列キー局を挙げた。

　笑った東野は「TBSなの？　テレ朝じゃない、NHKじゃない、日テレじゃない？」と聞くと、「はい。TBSです」と肯定。理由について「TBSは不動産持ってますから」と明かし、東野は「『半導体の株で大もうけした』とかうわさもあるもんね」と呼応した。武川アナは「いろいろあるんで。潰れないっていう」と口にすると、東野は「潰れない。社風とかアナウンス室の空気とかじゃなくて、盤石の態勢って言うのが（一番）？」と確認。武川アナは「そうです。親としては安定を求めますから」と本音を吐露した。