二宮和也、主演映画『8番出口』が興収24.9億円を突破の大ヒットに安堵「一歩間違えれば東宝出禁だった」
嵐の二宮和也が13日、都内で行われた主演映画『8番出口』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。本作のヒットを喜び、来場者に感謝した。

9月12日までで観客動員177万人を突破
嵐の二宮和也が13日、都内で行われた主演映画『8番出口』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。本作のヒットを喜び、来場者に感謝した。
舞台あいさつの模様は全国143館に生中継され、二宮はカメラ目線で「本物だよ」と笑顔であいさつ。クランクアップから8か月、作品のヒットには「よかったですよね。これ一歩間違えれば東宝出禁だったので」と安堵の表情を見せ、作品の反響を受け「脚本、話の流れが素晴らしかった。撮り方もそうですが、ワンシーン、ぐるぐる回していく、そのコンセプトにお褒めの言葉をいただきました。原作に話がない。僕にとっては奇跡が起きまくっていて、それがすべていい方に行ったという形ですよね」と話した。
8月29日に公開された本作は、9月12日までで観客動員177万人、興行収入24億9000円を突破。この記録には、「もう二宮は堂々と東宝の正面から入って行けます」と誇らしげに語り、「たぶん僕史上、最も変わっている話ですし、僕の作品の中でも1番僕が出ている時間が長いというのは間違いない。中盤ちょっとだけいない。あとはずっと出ています」と明かした。
司会が「キャリアの中で、どのような作品になった?」と尋ねると、二宮は「へんてこな作品」と即答し、「でも、狙ってへんてこになったわけではなく、そもそもどうやってもへんてこだったというのが、この映画の強い所だったと思う。それを真面目に向き合えてやっていくと、こういう作品が出来上がった。僕のキャリアのどこというのはありませんが、これから10年、20年経って振り返った時に、『あの時が』という点は、かなり大きな点になっているのではないかと思います」と言及した。
客席には、本作を9回以上観賞したファンもおり、二宮は驚いていた。
本作は、2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたったひとりで制作し、累計販売本数190万超の世界的大ヒットを記録したゲーム『8番出口』を、映画プロデューサーであり監督も務める川村氏が実写映画化。無限にループする地下通路に迷い込んでしまった男性(二宮)が、出口を目指す姿を描いた。
