俳優の織田裕二が12日、都内の新宿住友ビル三角広場で開催中の『TBS SPORTS FES』のオープニングセレモニーに登壇。34年ぶりに東京で開催される世界陸上への思いを語った。

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　織田は1997年アテネ大会から、13大会連続で世界陸上のメインキャスターを務め、世界陸上の顔として、アスリートたちの活躍を伝えてきた。『東京2025世界陸上』ではスペシャルアンバサダーに就任し、TBS世界陸上アンバサダーを務める今田美桜らと大会を盛り上げる。

　大歓声に迎えられた織田は、「みなさん、昼からテンション高いですね」と笑顔。司会を務めたTBSアナウンサーの江藤愛が織田のキャスターとしての功績を称え「もうレジェンドですね」と話を振ると、「生きる化石みたいです。ダラダラとやらせていただいて、今回は東京ということで1度卒業したのですが呼んでくださった。ありがとうございます」と感謝した。

　いよいよ開幕が翌日に迫り、「もうここまできちゃうと、昨日ぜんぜん寝られなかった。時間だけが経っちゃって、気づいたら2時間くらいしか寝られなかった」と早くも興奮している様子。「この感覚は初めて。たぶん東京でやるせい。迎え入れないといけないような、『おもてなししなきゃいけないのかな？』みたいな変なプレッシャーがあります。選手にはプレッシャーを感じてほしくないので、代わりに僕が受けておこうと思います」と心境を明かした。

　今田もイベントに参加し、「織田さんの横で一緒にお届けできる。楽しみながらみなさんと一緒に応援できたらいいなと思っています」と意気込み。会場には織田のコンサートグッズや名前が書かれたうちわを持ったファンが多数見られ、客席から「大好き」という声が飛ぶと、織田は「恥ずかしくなってきちゃった」と照れ笑いを浮かべた。

『東京2025世界陸上』決戦の舞台は、東京2020オリンピック・パラリンピックで使用された国立競技場。大会の模様はTBS系列で13日から9日間にわたって放送される。

　セレモニーのフォトセッションには、TBS世界陸上応援サポーターを務めるK（&TEAM）も登場した。