78歳・泉ピン子「あと3年生きたい」 誕生日当日に夢を明かす「レッドカーペットを歩きたい」

俳優の泉ピン子が11日、都内で行われたドラマ『寺西一浩ミステリー・SPELL~死因~』の制作発表記者会見に出席。78歳の誕生日を祝うサプライズ企画が実施された。

泉ピン子【写真:ENCOUNT編集部】
泉ピン子【写真:ENCOUNT編集部】

『寺西一浩ミステリー・SPELL~死因~』で寺西優真とW主演

 俳優の泉ピン子が11日、都内で行われたドラマ『寺西一浩ミステリー・SPELL~死因~』の制作発表記者会見に出席。78歳の誕生日を祝うサプライズ企画が実施された。

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『SPELL』は、作家・寺西一浩氏の小説『SPELL~霊能者・馬飼野俊平の事件簿』を原作に、俳優の寺西優真が主人公の霊能者・馬飼野俊平を演じる、ホラー&サスペンスの人気シリーズ。第4章となる今作は、優真と泉がダブル主演を務め、泉が演じる俊平の祖母で霊能者の馬飼野京子が初登場する。

 優真、監督を務める一浩氏と登壇した泉が「今日、誕生日なんです」と報告すると、会場は拍手喝采。「78歳。自分でもたまに68歳かなと思っちゃったりしております」と笑顔を見せ、「せりふも少なくていい監督です。どういう呪いなのかは、全部、孫(優真)が教えてくれます」と撮影を振り返った。

 泉と優真が歌唱する『マツリ』が本作の主題歌に決定し、優真が『NHK紅白歌合戦』への出場を熱望すると、泉は「紅白は恨みがあるのよ」と出場がかなわなかった過去を告白。「それなのに、『のど自慢』だったり、いろんなところに行かせやがって。それで司会(のオファー)が来たけど断ってやった。審査員もすべて出なかった」とピン子節が炸裂し、会場の外で大きな雷が鳴ると「私の呪いよ」と笑った。

 映画化を期待しながら「レッドカーペットを歩きたいわよね」と夢を明かし、「なんでも可能性だからね。私はあと3年生きたいなと思っている。来年、WBC行きそうだから、これを見てから死んでもいいと思っているのよ」とにっこり。優真が「まだ早いです」と止めると、泉は「あんたみたいな孫がいれば、私はあんたで食っていく」とジョークを飛ばした。

 優真はバースデーのサプライズで泉に花束をプレゼント。満面の笑みを見せた泉は、「ありがとうね。毎回お金使わせているのよ」と喜んだ。

 会見の最後に泉は、放送開始へ向け「ただおもしろがって見てください。私はこういうの(ホラー)をやったことがないし、台本を読んだ時、訳が分かんなかった。正直『これ見るのかい』って言ったもん。だけど、みんなが和気あいあいやっていたのがいいと思った。そういうの好きな人がいるから見ていただきたいです。前の私だったら受けないね。私が今テレビ出ているのは生存確認だからさ。『生きているよ』ってだけだからね」と笑った。

 本作は、BSフジにて9月21日深夜0時30分から放送される。

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