“日本一のコント師”を決めるお笑い賞レース『求人ボックス presents キングオブコント2025』のファイナリストが11日に発表された。太田プロダクション所属のお笑いトリオ・青色1号が初の決勝進出を果たし、このほど行われたファイナリスト会見で意気込みを語った。

　史上最多となる3449組がエントリーした今年のキングオブコント。4、5日に東京・ニッショーホールで準決勝が行われ、審査の結果、青色1号、うるとらブギーズ、元祖いちごちゃん、しずる、トム・ブラウン、ファイヤーサンダー、ベルナルド、や団、レインボー、ロングコートダディの10組が決勝に進出した。そのうち、青色1号、元祖いちごちゃん、トム・ブラウン、ベルナルド、レインボーの5組が初の決勝進出となっている。

　カミムラ、榎本淳、仮屋そうめんからなるトリオ・青色1号は、2015年3月に太田プロエンタテイメント学院の東京校芸人コースを6期生として卒業。もともとはカミムラと榎本がコンビで活動していたが、17年に仮屋が加入し、トリオとしての活動をスタートさせた。22年に第43回ABCお笑いグランプリで決勝進出、24年には太田プロライブ「月笑」年間チャンピオンとなった注目株だ。

　ネタ作りを担当するカミムラは、「太田プロ（所属芸人の決勝進出）がけっこう久しぶりでして、9年前に進出したタイムマシーン3号さんは、もともと太田プロじゃない。その前のアルコ＆ピースさんも外部（過去は別事務所）。僕らが太田プロ生え抜き、養成所から初めて決勝進出です」と説明。そうめんが「太田プロで賞レースを獲っているのは1人もいない」と現状を明かすと、カミムラが「太田プロ初のチャンピオンになりたいと思って、ずっとネタを作っていました」と大会にかける思いを明かした。

『キングオブコント2025』は、10月11日（土）にTBS系列で生放送。MCは例年通り浜田雅功（ダウンタウン）が務める。