スーパーで買った旬のサンマ、パック開けたら「うわっ」 うごめくアニサキスにネット騒然「鳥肌立つ」

残暑が続く中で今年もサンマが出回り始め、シーズンのスタートは豊漁が伝えられている。お店で買って帰って、自宅でも秋の味覚を堪能したいところ。だが、困ってしまう“あいつ”がいた。うごめく白く細長い物体。スーパーで購入したサンマのパックからアニサキスを発見したというSNS投稿者に話を聞いた。

スーパーで買ったサンマに衝撃(写真はイメージ)【写真:写真AC】
スーパーで買ったサンマに衝撃(写真はイメージ)【写真:写真AC】

「どうしようかと思いましたが」

 残暑が続く中で今年もサンマが出回り始め、シーズンのスタートは豊漁が伝えられている。お店で買って帰って、自宅でも秋の味覚を堪能したいところ。だが、困ってしまう“あいつ”がいた。うごめく白く細長い物体。スーパーで購入したサンマのパックからアニサキスを発見したというSNS投稿者に話を聞いた。

 丸々とした3匹のサンマ。みずみずしい輝きを放っているが、胴体の上で、複数の細長い虫がうにょうにょと動いている。

「うわっ アニサキス キッモw」

 Xで報告したのは、千葉県内に住むaki(@akiaki3936)さん。前日にスーパーで購入したところ、翌朝に驚がくの展開に。「買った時点ではアニサキスには気付きませんでしたが、翌朝にパックを開けてびっくりしてしまいました。アニサキスは見ての通り、たくさんいましたよ」と振り返る。

 映像を収めて投稿。アニサキスは一部で“アニキ”とも呼ばれており、「鳥肌立つわ」「えー!怖いな」「みたことないわ」「新鮮な証拠ですねぇ~」「生サンマを刺身にしたことありますがアニキには気をつけなきゃダメですね。怖いニョロニョロです」「アニキですね 取り除かないとアカンですね」など、驚きと衝撃が広がっている。

 厚生労働省の公式サイトなどによると、アニサキスの予防策として、より新鮮な魚を選ぶこと、速やかに内臓を取り除くこと、内臓を生で食べないことなどが挙げられる。調理する場合は、目視確認による幼虫の除去に加えて、「マイナス20度で24時間以上の冷凍」「70度以上、または60度なら1分の加熱」といった対処法が紹介されている。

 さて、今回のサンマはどうしたのか。少し迷ったといい、「どうしようかと思いましたが、焼けば大丈夫そうなので焼いて食べました。塩でもみ洗いしてキレイにして、フライパンで焼きました。お刺身にしたいところですが、焼いて食べるのが安心ですね」とのことだ。

 ここ数年の不漁から一転して、今年は手に入る機会が増えそうなサンマ。寄生虫や食中毒に十分に気を付けながら、過度に怖がることなく、旬の味を楽しみたい。

次のページへ (2/2) 【写真】サンマから湧き出たアニサキス、実際の様子
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