萩本欽一が『有働Times』出演 “アドリブ対談”に有働由美子「主導権を取られている…」

フリーアナウンサーの有働由美子がMCを務めるテレビ朝日系『有働Times』(日曜午後8時56分)の特別企画「レジェンド&スター」第6弾のゲストとして、コメディアンの萩本欽一が出演することが10日、発表された。次回14日の放送は90分スペシャルとしてオンエアされる。

『有働Times』に萩本欽一がゲスト出演する【写真:(C)テレビ朝日】
『有働Times』に萩本欽一がゲスト出演する【写真:(C)テレビ朝日】

特別企画「レジェンド&スター」第6弾ゲストとして登場

 フリーアナウンサーの有働由美子がMCを務めるテレビ朝日系『有働Times』(日曜午後8時56分)の特別企画「レジェンド&スター」第6弾のゲストとして、コメディアンの萩本欽一が出演することが10日、発表された。次回14日の放送は90分スペシャルとしてオンエアされる。

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「レジェンド&スター」は、各界で功績を残した人物や第一線で活躍するスターを有働が深掘りするインタビュー企画。これまでに黒柳徹子、王貞治氏、松井秀喜氏、川淵三郎氏、水谷豊らが出演してきた。今回はかつて“視聴率100%男”と称された昭和の国民的スター・萩本欽一(84)が登場し、その人生哲学に迫る。インタビューでは萩本の“アドリブ魂”がさく裂し、波乱の展開となったという。

 萩本は『欽ちゃんのどこまでやるの!』(1976年~86年、NET※現・テレビ朝日)をはじめとする番組で大ヒットを記録。台本主流だったお笑い界においてアドリブを武器に笑いを生み出し、一世を風靡(ふうび)した。「覚えたものをやっていると、だんだん楽になってくる。それではつまらない」「彼らは一生懸命(セリフや段取りを)覚えているのに、私だけアドリブで半分デタラメ言いますから、それに対応するのは大変だったでしょうね(笑)」と当時を振り返っている。

 また、坂上二郎さんとのコンビ・コント55号時代についても「台本書いたらコントじゃないの。(ステージに)出たらやる、それがコント」「ぜんぶアドリブなの。55号に台本渡してごらんなさいよ、ひとつも面白くないから(笑)」と語り、“欽ちゃん流”の笑いの極意を明かす。さらに、同時代にし烈な視聴率争いを繰り広げたドリフターズとの交流についても言及した。

 その後も2005年に社会人野球チーム・茨城ゴールデンゴールズを創設し、15年には駒澤大仏教学部に入学するなど新たな挑戦を続けてきた萩本。現在も定期的にコメディーライブを行っている。インタビューでは「最終的に『自分の人生はアドリブなんだ!』っていう結論が出た」と語り、有働とのやり取りの中では逆に質問を投げかける場面も多く見られた。有働は「完全に主導権を取られている……(笑)」「いろいろ(質問を)考えてきたのに、ぜんぶ“欽ちゃん”のペースに飲みこまれております(笑)」とコメントしている。

 番組ではこのスペシャル対談に加え、最新のニュースやスポーツ情報、気象予報士・片岡信和氏による“ピアノ弾き語り天気”も放送される。

次のページへ (2/2) 【写真】14日放送『有働Times』のスタジオカット
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