岡田将生、妻・高畑充希の妊娠発表後初の国内イベント登場 デビュー作で共演した佐藤浩市との再会に「緊張しています」

俳優の岡田将生が9日、都内で行われた映画『アフター・ザ・クエイク』(10月3日公開)の舞台あいさつに登壇。妻で俳優の高畑充希が第1子妊娠を発表後、国内のイベントに初めて登場した。

舞台あいさつに登場した岡田将生(左)と佐藤浩市【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登場した岡田将生(左)と佐藤浩市【写真:ENCOUNT編集部】

映画『アフター・ザ・クエイク』の舞台あいさつ

 俳優の岡田将生が9日、都内で行われた映画『アフター・ザ・クエイク』(10月3日公開)の舞台あいさつに登壇。妻で俳優の高畑充希が第1子妊娠を発表後、国内のイベントに初めて登場した。

 岡田は昨年11月19日に、高畑充希とともに互いのインスタグラムで結婚を発表。今年7月には高畑の妊娠と今冬に出産予定であることが明らかになった。

 そして今月4日には、イタリア・ベネチアで開催された第82回ヴェネチア国際映画祭のレッドカーペットに、岡田が妻の妊娠発表後初めて公の場に。それに続いてこの日の舞台あいさつに出席した。

 劇中で小村役を演じた岡田。「皆さんに見てもらうのはうれしいんですが、佐藤浩市さんとデビューの映画の舞台あいさつが初めてでした。それ以来、浩市さんと並ばせてもらうので、緊張しています」と姿勢を正すと、佐藤浩市は「岡田くんが16か17の時か。早いもんですね……」と父親目線で「何でこんな個人のしっとり話してるんだろう(笑)」と当時を懐かしそうに振り返った。

 自身が演じた小村というキャラクターを「意思がない男といいますか、台本を読んでいると、どこまでこの男性は流れていくのか、辿り着いた先にはこの男の瞳には何が映るのか、そう感じながら読ませてていただきました」と岡田。村上春樹作品は映画『ドライブ・マイ・カー』以来の出演となるが、「セリフってとても大事で、村上さんの言葉が力を持っていて、自分ではしたいと思わせてくれる台本だったので、とても楽しかったですし、どこか違和感を感じながらやるのが正解なんだろうなと演じていたので、監督と現場で一つひとつのシーンを重ね、話しながらやらせていただきました」と充実した撮影だったという。

 1995年から2025年までの30年間を描いた本作。それにちなみ、「30年後の自分は?」という質問に岡田は「これは、ボケた方がいいんですか? 真面目でいいですか?」と戸惑いながら「浩市さんのように俳優として第一線でずっとこのお仕事を続けられたらと思います」と回答。これに佐藤が「ボケてる?」と応じ、笑いを誘っていた。

 村上春樹の短編集『神の子どもたちはみな踊る』に収められた4つの短編を下敷きに、井上剛監督が実写映画化した今作。1995年から2025年までの30年間にわたり、異なる時代と場所に生きる4人の物語を描く。劇中では、1995年の釧路でUFOの話に出会う小村、2011年の家出少女・順子、20年の善也、そして25年の警備員・片桐の4人をフォーカス。それぞれが孤独を抱えながらも、時空を超えて繋がっていく。岡田は釧路でUFOの話に出会う小村を演じている。

 この日行われた舞台あいさつには、岡田、佐藤のほか、鳴海唯、渡辺大知、井上剛監督が登壇した。

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