元KAT-TUN上田竜也、櫻井翔から助言「心に刻みながら演じた」 共演の橋本良亮「オラオラしてない上田君を見れる」

元KAT-TUNの上田竜也、A.B.C-Zの橋本良亮が9日、都内で行われた音楽劇『謎解きはディナーのあとで』の初日会見に登場した。

囲み会見に出席した上田竜也【写真:ENCOUNT編集部】
囲み会見に出席した上田竜也【写真:ENCOUNT編集部】

音楽劇『謎解きはディナーのあとで』の初日会見

 元KAT-TUNの上田竜也、A.B.C-Zの橋本良亮が9日、都内で行われた音楽劇『謎解きはディナーのあとで』の初日会見に登場した。

 この日から日本青年館で開幕する同舞台は、累計500万部突破、2011年の本屋大賞を受賞した東川篤哉氏の大ヒット小説『謎解きはディナーのあとで』を音楽劇として舞台化。毒舌執事・影山役に上田竜也、お嬢様刑事・麗子役に玉井詩織、風祭京一郎役に橋本が扮(ふん)する舞台オリジナルストーリーで、ドイツ北部公国を舞台にした新キャラクターも登場する。

 初日を終えたこの日は、キャスト陣が登場して囲み会見。主演の上田は「稽古が始まって1か月たちますが、長いようで短かったです。今日初日を迎え、ここで笑ってくれるのか、という新しい発見がありました。初日が明けて終わりまですぐだな、という寂しい気持ちもありつつの初日明けです」と充実した表情を見せた。

 その上田とがっつり仕事をするのは今回の舞台が初めてという橋本は「稽古場の席とかずっと隣なんですけど、何かを喋るわけではないんですが、めちゃくちゃ落ち着くんです。パッと隣を見たらお煎餅を食べていたりして。お煎餅が好きなんだな~と(笑)」と笑いを誘いつつ、初日を終えて「一人ひとりの力で大成功になった舞台なんじゃないかなと思いました。やっぱりお客さんを入れて笑い声や拍手があがると、舞台が完成したなと改めて思いましたし、まだ始まったばかりですが、たくさんの拍手をいただけるように頑張りたいと思います」と決意を新たにした。

 上田が演じる影山は、かつてドラマ版では先輩の嵐・櫻井翔が演じた。稽古中は、そんな櫻井からサンドウィッチの差し入れがあったことを明かした上田は「翔くんにお聞きしたら『毒舌があるので嫌悪感を抱かないように』と言われました。自分の中では稽古をやりながら心に刻みながらやらせていただきました」と櫻井のアドバイスを忠実に守っているという。

 続けて「普段だったらポケットに手を突っ込んでますよ。役作りは苦労しましたね。映像や映画、ドラマやアニメを見ましたが、所作や立ち振舞いが一番大変かもしれないです。ここは完全に更生されたということで(笑)」と真剣なまな差し。また、はっちゃける役を演じる後輩の橋本に上田が「それもかなりレアだと思います。だから面白いと思いますよ」と期待を寄せれば、橋本も「オラオラしてない上田君を見れるのはここだけ! 見ものですよ!」とアピールしていた。

 また、この日の会見にはお嬢様刑事・麗子役に玉井詩織、公女マリアンヌ役の凪七瑠海、ヘルマン執事役の大澄賢也、演出の河原雅彦氏も出席した。

次のページへ (2/2) 【写真】『謎解きはディナーのあとで』の初日会見の様子
1 2
あなたの“気になる”を教えてください