NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが9日、恒例の朝ドラ受け行った。この日は連続テレビ小説『あんぱん』の第117回が放送され、嵩（北村匠海）が美術監督を務めた映画『千夜一夜物語』の大ヒットのお礼に手嶌（眞栄田郷敦）が嵩にある提案をする様子が描かれた。また、のぶ（今田美桜）が編集者に『アンパンマン』を読んでもらう展開やその後、大勢の子どもたちに会う様子も。『あさイチ』では、のぶが子どもたちに会う理由を予想したり、華丸が蘭子（河合優実）の登場シーンに言及する“今日の蘭子”で朝ドラ受けを展開した。

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（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　手嶌は映画『千夜一夜物語』のヒットのささやかなお礼にと嵩に、嵩が脚本を書き、監督も務める嵩の映画を作らないかと提案した。製作費は手嶌が出すという。そんな中、嵩は訪ねてきた編集者から次回作を書いてほしいと依頼される。同席したのぶは『アンパンマン』を差し出し、雑誌に掲載される展開が描かれた。だが、周りからは「地味」「ハンサムじゃない」と反応は良くなかった。終盤は、のぶが八木（妻夫木聡）の会社に行き、八木に頼んで子どもたちと会う姿が描かれた。八木の会社にはのぶの妹・蘭子もいた。

『あさイチ』では、冒頭、大吉が鈴木アナの方を見ながら「さあ、何を始めるんでしょうか」と、子どもたちを前にしたのぶのその後の行動を問うような形で朝ドラ受けをスタートした。大吉は「フォーメーション的にはフルーツバスケットですけどね」と予想した。鈴木アナは「久しぶりに聞きました。楽しかったな」と笑顔で反応。華丸は「ルール忘れました私は」と笑った。その後、大吉が「ここからどうやって、あの、あんぱんになるのか」と語ると、鈴木アナも「あんな小説っぽい感じだったんだ」と、現代に広く知られる『アンパンマン』になるまでの途中経過に驚いていた。

　その後、華丸が「蘭子が」と切り出すと、大吉が「また来た」、鈴木アナも「また来ました」と反応。その声の中、華丸は「ブルーのラインとヘアピンの色が一緒でした」と、蘭子のファッションについて語った。すると大吉が「段々、気持ち悪く見えてきたよ。蘭子見すぎだよ」と心配そうに苦言を呈した。

『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。