映画『終点のあの子』新キャスト解禁 深川麻衣、石田ひかり、新原泰佑、小西桜子ら
俳優の當真あみと中島セナがダブル主演を務める映画『終点のあの子』の新たなキャストが9日、解禁となった。深川麻衣、石田ひかり、新原泰佑、小西桜子、野村麻純らが出演する。

2026年1月23日公開
俳優の當真あみと中島セナがダブル主演を務める映画『終点のあの子』の新たなキャストが9日、解禁となった。深川麻衣、石田ひかり、新原泰佑、小西桜子、野村麻純らが出演する。
本作の原作は、柚木麻子氏のデビュー作となる同名小説で、2008年に第88回オール讀物新人賞を受賞した短編『フォーゲットミー、ノットブルー』を第一話においた全四編からなる連作集。世田谷区小田急線沿線にある私立女子高校に進学したばかりの少女たちが登場する。
この度、主人公2人の希代子(=當真)と朱里(=中島)を囲む新たなキャストと、公開日が26年1月23日だということが解禁された。
希代子の高校の先輩で美大生の瑠璃子を演じる深川は「人は歳を重ねていきますが、どの年代にも、その年齢ならではの輝きがあると思っています。この映画には、10代にしか出せない輝きの瞬間や美しさ、痛み、危うさ、不安定な心の揺れがギュッと詰まっています。そして當真あみさん、中島セナさんをはじめとする、10代の女優さんたちのまぶしいほどすてきな瞬間がたくさん映っています。映画の中の彼女たちと同じ経験をしていなくても、不思議と『あ、なんかこの感覚知ってる。見たことがある。聞いたことがある。経験したことがある』と、そんな風にどこか記憶の奥底が重なり大人になっても共感できるお話です。『学校はとても小さな世界だけれど、そのときの自分にとっては学校が世界のすべてだったなぁ』とこの映画を通して思い出しました」とコメント。
また、希代子の母で1人で老舗の呉服屋を経営する美恵子を演じる石田は「吉田監督が長年温めて来られた『終点のあの子』に参加することができ、とても光栄に思います。わたしはほとんど當真あみちゃんとの撮影でしたが、出来上がった作品を見て、思春期の女の子達が抱える“特有の気まずさ”に、なつかしいような、息が苦しくなるような感覚を思い出しました。『悪い子は誰もいないんだよ』と言ってあげたくなるような映画です。ぜひ大きなスクリーンで、キラキラ耀く時間を共有していただけるとうれしいです」とメッセージを寄せた。
そして、希代子と奈津子の同級生にして、クラスのリーダー格である恭子(=南琴奈)の恋人で大学生の卓也役を新原が、希代子や朱里の担任教師役を野村が演じる。さらには、世界的カメラマンでもある朱里の父親の恋人役を小西が、希代子の高校のクラスメイトとして今森茉耶、陣野小和が演じる。
