天童よしみ、橋幸夫さんを追悼 『潮来笠』デュエット経験「本当に無念でならない」
俳優の里見浩太朗、歌手の天童よしみが8日、都内で行われた10月4日放送のBS10プレミアム『歌聖へのラブレター ~私しか知らない美空ひばり~』(土曜午後7時)の収録に参加。収録後の取材会では、4日に死去した歌手の橋幸夫さん(享年82)について語る場面があった。

「1人の大きな歌い手さんが消えた」
俳優の里見浩太朗、歌手の天童よしみが8日、都内で行われた10月4日放送のBS10プレミアム『歌聖へのラブレター ~私しか知らない美空ひばり~』(土曜午後7時)の収録に参加。収録後の取材会では、4日に死去した歌手の橋幸夫さん(享年82)について語る場面があった。
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里見は「橋くんとは直接仕事をしたということはないのですが、楽屋でちらっとお会いしたことはあります」と説明し、「一人の大きな歌い手さんが消えた。僕は御三家の2人と仕事をしたことがあって仲がいい。2人とも寂しがっているだろうなと思いました」とコメント。「一緒に同じ仕事をしてきた仲間が欠けるのは寂しいもんだ。それは僕だけではなくて、ファンの方はもちろん、もう一度元気に歌ってくれる姿を見たいなと思っているだろうなと感じています。僕に比べたらまだ若い」と追悼の思いを述べた。
天童は「橋さんの作品すべてが大好きで特にデビュー曲の『潮来笠』は、私が5歳の時だったのですが、衝撃的なデビューをされて今日まで、命ギリギリ歌い切った。残念極まりませんし、まさかそんな体調を崩すような結果になっていたとは夢にも思いませんでした」と話し、「番組の中で一緒に『潮来笠』を歌わせていただくコーナーがあり、緊張しながらも私は橋さんの顔を見て、見つめ合いながら歌わせていただいた思い出もよみがえってきます。本当に無念でならないと思います。もっともっと歌える方でありましたから、歌ってこれからもみなさんを元気づけてほしかったです」と思いを伝えた。
1986年に誕生したスターチャンネルが10月から、新チャンネル名「BS10プレミアム」に生まれ変わり、新音楽番組『歌聖へのラブレター』を10月4日から放送開始。同番組は、日本人の心に残る歌手の魅力を知られざるエピソード、カバー、ゆかりの物、思い出の地など、さまざまな角度から紐解く音楽番組で、記念すべき第1回は昭和が生んだ大スター「美空ひばり」にフォーカスする。
