フジテレビが8日、東京・台場の同社で10月期以降のコンテンツラインナップ発表会（旧改編記者発表会）を開催。元日本テレビでフリーの青木源太アナウンサーがMCを務める関西テレビ『旬感LIVE とれたてっ！』（月曜～金曜午後1時50分）が、29日よりフジテレビにおいて関東地区でも放送されることについて説明した。

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　フジテレビ10月期のコンテンツ制作テーマは、「for the NEXT」。「○○の未来のために」という共通テーマを設け、視聴者の「笑顔」「安心」「感動」「課題解決」を願い、コンテンツ制作を行っていくという。

　コンテンツラインナップ発表を受けて、投資戦略センター室長の加藤正臣氏は「改編が少ないのでは？」との質問に対し、「改編は少ない印象は持たれるかもしれない。たしかに少ない」と答えつつ、「でも、内容的なリニューアルもある。フジテレビのコンテンツは変わったなと少しずつ思ってもらえると思う」と説明した。

　その改編の一つが『旬感LIVE とれたてっ！』。同番組は全国各地からの生中継を駆使し、“生”に徹底的にこだわった旬のニュースや生活情報を、より早く・深く・熱く・楽しく届けることをコンセプトとする。2023年10月2日にスタートし、今年10月で放送2周年を迎える。

　フジテレビでの放送時間は、午後2時48分～3時42分。出演者には、ハイヒール・リンゴ、吉田敬（ブラックマヨネーズ）、黒田有（メッセンジャー）、小籔千豊、橋下徹らが日替わりで登場。関東でもその“濃い”個性を生かした番組作りが続くという。

　加藤氏は、「関西テレビの人気ニュース番組をフジテレビでも放送させていただくことになりました。弊社のタイムテーブルを俯瞰で見た時に、改めて15時台に情報番組の必要性を感じております」と説明。「そのなかで、自社で制作することももちろん検討したんですが、せっかく系列である関西テレビさんの同時間帯に人気を誇る番組がありますので、人気にあやかって番組を放送しようと編成を決めました。いい意味で東京とひと味もふた味も違う番組を届けてくださると期待しています」と語った。