NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが8日、恒例の朝ドラ受けを行った。この日は連続テレビ小説『あんぱん』の第116回が放送され、嵩（北村匠海）が再び“おじさんアンパンマン”の絵を描き始める様子などが描かれた。『あさイチ』では、アンパンマンの話題と華丸が蘭子（河合優実）について気付いたことを紹介する形で朝ドラ受けを展開した。

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（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　嵩の描き始めた“おじさんアンパンマン”の物語はほぼ完成する。原画を見つめながら、のぶ（今田美桜）は、空腹の人にパンを届けるために戦場を飛び、敵と間違えられて撃たれるという嵩の話に耳を傾ける。また、蘭子が登美子（松嶋菜々子）の前で、のぶにお茶をたててもらう様子も描かれた。終盤は、アンパンマンがなぜ撃たれるのか、というのぶの質問に嵩が、正義を行うということは自分も傷つくことを覚悟しなきゃいけないと答える姿が描かれた。

『あさイチ』では、鈴木アナが冒頭、「もうすぐ飛ぶんですよね」と語り、アンパンマンの完成を楽しみにしている様子をうかがわせた。大吉は「あそこからどう顔がアンパンマンになるのかとか、その辺も楽しみですけど」と語った。

　一方、華丸は、大吉に気づいたことを問われると「背景に凝られていて、よく花が出るんですけど、蘭子の背景に必ず花があるんです」と語った。鈴木アナが「本当ですか？」と反応すると「大事な時よ」と説明。さらに華丸は「八木さんの事務所にもあった。蘭子の背景にだけ花があるんです。蘭とかけているんじゃないですか。茶室の所にも背景に花が……」と紹介していた。鈴木アナは「すごい」と感動していた。

『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。