お笑いコンビ・マテンロウのアントニーが7日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』（日曜午前11時40分）に出演。昨年4～5月に都内で行われたアジア最大規模のポーカーイベント『Japan Open Poker Tour』の7日目の大会で初優勝するなど、芸能界でも屈指の実力を誇るアントニーが、最近ポーカーの話題が多い俳優・田中圭の腕前を称賛し、打倒・田中をぶち上げた。

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　7月に米ラスベガスの世界大会で3位に入り、賞金約1700万円を獲得したと報じられた田中は、8月にもスペイン・バルセロナで開催された世界大会で総額約339万円を稼いだとされた。エントリー名が『タナカ・ケイ』のため、本人とみられるという。事実であれば、韓国・済州島、ラスベガス、バルセロナと約2か月間、海外でポーカー漬けだ。

　MCの上沼恵美子が「運だけじゃないの?」と話すと、上沼とタッグを組む高田純次もアントニーに対し「もうかってはいるでしょう？」と黒字前提で質問。アントニーは「勝つときもあります」と控えめに返した。上沼が「ポーカーってそもそも頭いいの？」と聞くと、アントニーは「数学的要素が強いんで」とうなずいた。上沼が「来るカードで決まんのちゃうの？　そうじゃないの」と言うと、高田も「運でね、決まりそう」と続いた。アントニーは「運と実力のバランスが絶妙なんで、めっちゃ今、世界ではやってるんですよ」と説明した。

　田中の実力について、アントニーは「僕は一緒にプレーしたことはないんですけど、仲いいポーカープロの人たちに聞いたら、『やっぱうまい』と。明らかにうまいし、学歴も結構、田中圭さん高いって。数学的ところからも理解してるし、押し引きもできるし、あと俳優なんで表情とかもポーカーフェースがうまいって」と評価が高いと明かした。

　高田が「こんだけ強いってことは、昨日今日始めたわけじゃない？」と聞くと、アントニーは「でも、結構、最近始めたらしいですよ」と返した。上沼がいいカードのときは大喜びしてしまい、ポーカーフェースは無理とはしゃぐまねをすると、高田が「ブラフにも使えるからね」と助言。上沼が「あっ、それもありか。毎回やったらいいんか」とおどけると、高田は「毎回やってたら危ない人だよ」と指摘した。

　上沼が「（田中は）ポーカーで世界中回ってる？」と尋ねると、アントニーは「回ってるみたいですよ。いままさにバルセロナ……、もう帰って来てるかな。ずっと行ってて」と肯定。直後に「だから、結構、ポーカーのプロとかが『芸能界だったら、絶対アントニーが一番強い』って言ってくれてたんですよ。でも、田中圭さんが現れてから、『ちょっと田中圭くんかもしんないね』って」と地位が脅かされたと告白。

　驚きの声が上がる中、アントニーは「だから、僕はもう勝手にめちゃくちゃライバル視してます」と打ち明け、「『打倒・田中圭』で」と宣言。上沼が笑い、高田が「面白いね」と反応する中、「でもやっぱ、（田中は）すごい強いみたいですね」と付け足した。