齊藤京子&水野美紀、W主演で“同一人物”に 55歳の母が全身整形…25歳に生まれ変わる復讐ドラマ
俳優の齊藤京子と水野美紀が、10月7日にスタートするカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』(火曜午後11時)でダブル主演を務めることが7日、発表された。

10月7日スタート カンテレ・フジテレビ系『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』
俳優の齊藤京子と水野美紀が、10月7日にスタートするカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』(火曜午後11時)でダブル主演を務めることが7日、発表された。
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本作は、幼稚園でのママ友いじめを発端に最愛の娘を失った母・篠原玲子(水野美紀)が、全身整形を経て25歳の篠原レイコ(齊藤京子)として生まれ変わり、娘を死に追いやったママ友グループに潜入していくという、衝撃の復讐(ふくしゅう)エンターテインメント。原作は、あしだかおる氏・アオイセイ氏による同名電子コミックとなる。
玲子は介護士としてまじめに働きながら、離婚後にひとりで育て上げた27歳の娘と4歳の孫と穏やかに暮らしていた。しかし、ある日、娘と孫がマンションから飛び降りるという事件が発生。娘は死亡し、孫は意識不明の重体となる。愛する家族を一瞬で失った玲子に、非通知の電話が届く。「娘は、ママ友に殺された」――。絶望の中、廃ビルの屋上に立つ玲子の前に、謎の整形外科医が現れ「死ぬくらいなら、生まれ変わったらどうだ」と声をかける。その言葉に突き動かされ、玲子は全身整形を決意。若く美しい“篠原レイコ”として再び人生を歩み出す……というストーリー。
レイコは、ある手段で隣人の子どもを自分の子どもにし、素性を隠してママ友グループに新米ママとして潜入。次第に本性を表し、巧みに立ち回って一人一人に復讐していくが、その裏には誰もが予想しなかった“黒幕”の存在が待ち受けているという。
55歳の玲子を演じる水野は、カンテレ制作ドラマでの主演は初となる。一方、整形後のレイコを演じるのは、元日向坂46の齊藤。本作が復讐ドラマ初挑戦となる。
主演2人のコメントは下記の通り。
○齊藤京子
――オファーを受けたときの感想はいかがでしたか。
「初めてタイトルを聞いたときは、これまでにない感じがして衝撃的でした。しかも『私と水野さんが同一人物? 整形前と整形後? どういうこと!?』って混乱して(笑)。内容を知る前から呆気にとられていましたが、台本を読み進めるとどんどん感情移入して、読めば読むほどおもしろいストーリーでした。見た目は25歳だけど、中身は55歳。初めて演じるジャンルと役柄なので、今はドキドキワクワクしています。役を研究して最後まで頑張ります!」
――今回が初共演のお二人。お互いの印象はいかがですか。
「ずっとテレビで拝見していた水野さんとW主演をつとめさせていただけることが信じられなくて、夢のようです。水野さんは俳優として活躍されているだけでなく、バラエティー番組でもおもしろいイメージがあります。“二人一役”という難しい役どころですが、水野さんと息を合わせて精一杯頑張ります。これからの撮影がすごく楽しみです!」
――撮影で楽しみにしていることはありますか。
「中身は55歳という役柄なので、老眼鏡をかけて裁縫をしたり、ヒールが痛くて歩けなかったり、“ならでは”のシーンはすごく楽しみです。しゃべり方も工夫する必要があるため、どうやってお芝居をしようかとずっと考えています」
――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
「私にとっては初めての復讐ドラマで、初めての母親役です。皆さんには、これまで見たことのない新しい私を見せられるんじゃないかなと思います。毎話、目まぐるしい展開が待っていますが、水野さんと私が同じ役ということを忘れずに(笑)、ぜひ楽しんでください!」
○水野美紀
――オファーを受けたときの感想はいかがでしたか。
「私も『齊藤さんと私が同じ役? どういうこと?』というのが、最初の感想でした(笑)。全身整形で私から齊藤さんになるなんて、もうありえないじゃないですか。その振り切っている世界観、そして復讐に特化している内容が、すごくおもしろいです。これまで復讐にまつわる作品には出演してきましたが、私もプライベートでは母親なので、今回のように子どもが絡んでくると、すごく心を揺さぶられます。自分の子どもだと思うと、怒りや悲しみの感情がリアルに沸いてきます」
――今回が初共演のお二人。お互いの印象はいかがですか。
「齊藤さんは、ヒコロヒーさんとのトーク番組のイメージが強烈にあるので、とにかく頭の回転が速くて、賢くて器用で、トークも回せる方という印象です。今回初めてお会いしましたが、齊藤さんは周りの空気を読んで冷静に物事を考える方なのかなという印象を抱きました」
――撮影で楽しみにしていることはありますか。
「私は、怒りや悲しみの強い感情を爆発させるシーンがあるので、日ごろの鬱憤を晴らしたいです。感情のデトックスをしようと思います(笑)。齊藤さんのいろいろな表情を見られるのも楽しみですね。50代特有のだるさや、朝起きたときの体の重さは、しっかりと齊藤さんに伝えていきたいです(笑)!」
――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
「ママ友たちが、同情の余地がないはっきりとした“敵役”なので、視聴者の皆さんは主人公と一緒に悔しい気持ちになれるし、腹が立つし、悪を倒すために応援したくなると思います。すごく分かりやすく、感情をつかまれるドラマです。このジャンルでは珍しい、見たらスカッとする復讐劇になっているので、ぜひお楽しみください!」
