ビリー・アイリッシュらが若者へ米大統領選への参加を呼びかける「投票をしよう」
国が違えば文化も違う。政治に対する意識にも違いがでてくる。
企画者も手応え「多くの若者に1票を入れてもらえそうです」
国が違えば文化も違う。政治に対する意識にも違いがでてくる。
米国では著名な歌手や俳優が政治活動をすることは珍しくない。特定の政治家を応援することもしばしばだ。現地時間11月3日の大統領選挙まで2か月を切り、若者に広く支持されている歌手たちが「投票をしよう」という政治活動を始めた。米誌「ピープル」や「ハリウッド・リポーター」などがこれを伝えている。
参加しているのはテイラー・スウィフト、ビリー・アイリッシュ、ジュリアン・ハフ、アッシャーといったそうそうたる面々。米国では、投票するためには事前に選挙登録をする必要がある。18歳になったばかりの人や、初めて投票する若者に、まず登録状況の確認、そして登録手続きをするように勧めている。
「投票をしよう」活動の主催者は、「グローバル・シチズン」と「ヘッドカウント」という慈善団体で、活動を通して100万人の若者に投票してもらうことも目論む。活動に参加予定の歌手たちの目標は、それぞれが新たに5万人の若者に選挙登録をしてもらうことだ。
「ヘッドカウント」のアンディー・バーンスタイン代表は書面で次のように述べている。
「投票日まで2か月を切りました。新型コロナの影響もあり、新たな有権者を探りだして投票してもらうには革新的な手法が必要でした。幸いにも多くの歌手やアーティストが協力してくれたことで、多くの若者に1票を入れてもらえそうです」
お気に入りの人気歌手に「投票してください」と言われたら、若者たちも積極的に参加するようになるだろう。