タレントのマツコ・デラックスが5日、テレビ朝日系『マツコ＆有吉 かりそめ天国』（金曜午後8時10分）に出演。腰の亜脱臼を振り返った。

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　マツコは8月中旬、腰の亜脱臼で番組などを欠席。ネットニュースで大きく取り上げられた。

　これについて共演のタレント・有吉弘行が「びっくりした。初めて見たよ、あんな病名」と触れると、マツコは「たぶんあれ、相撲取りとかがなるんじゃないの？」と発言。「骨盤の骨と足の骨を結んでる関節。だから、腰でも股関節でもない、なんかこのへんにあるのよ」と腰の下部あたりをさすった。

　続けて、「じゃあ夏休みはどう？　（旅行に）行けたの？」との質問には「夏休みが終わって……。仕事復帰の当日かな」と返答。「私、マジで羽田空港の入り口に入れないで、ずっと外にいたんだけどさ、このまま夜になるのかなって思ったもん。身動き取れないから」と苦笑し、「車から30分降りれなかったのよ。もう動けないの。北海道に行かなきゃいけなかったから、飛行機の時間はどんどん迫ってるし。行かなきゃって思って立ったはいいけど、今度は羽田の入り口の前で40分くらい……」と説明した。

　これに有吉が「わがままタレントって思われたんじゃない？」などとイジると、マツコは「あんた、人のことをおじいさんだか、ばあさんみたいに言ってるけど、あなたもほら、むき出しじゃないですか、それ」と左足のけがを指摘。実は有吉も同時期に左足の小指を骨折しており、有吉は「身体の車幅が分からなくて……。小指をソファーの角にひっかけて股裂き。『バキーン』って。拷問」と述べた。

　この発言を受け、マツコは「かわいそうと思う半分、あとはちょっとうれしい」と本音を吐露。「同じタイミングでやっていただいて……」と語ると、有吉が「しかも、坂上忍さんまで。（転倒時に）手をついちゃって（肩を）脱臼・骨折」と付言した。

　マツコは「象徴的な3人ですよ。10年前くらいに、死にかけたテレビを救った3人ですよ。それがもう、本人が死にかけてる」と表現。「これ、だからもう、呪いだと思うのよ」と分析すると、有吉も「本当だね。ああいう売れ方したら、10年後にこういうバチが……。悪魔との契約でね。『10年後、骨が折れてもいいな？』『はい！』ってやって……」と同調し、さらなるスタジオの笑いを誘った。