格闘技イベント「RIZIN」は5日に都内で記者会見を行い、11月3日に開催する「RIZIN LANDMARK 12 in KOBE」（兵庫・GLION ARENA KOBE）の対戦カードを発表した。メインカードでの対戦が決定した、秋元強真（19＝JAPAN TOP TEAM）と萩原京平（29＝SMOKER GYM）は激しいトラッシュトークで火花を散らせた。

　7月27日の「超RIZIN.4」の勝利後のマイクで、秋元が「いつまでも（朝倉）未来選手に執着している」と萩原を名指しで批判。それに怒った萩原がリングに乱入してにらみ合いになるなど因縁が生まれていた両者。大会から40日後のこの日の会見で、神戸大会のメインカードとして激突することが決まった。

　会見に出席した秋元は「（萩原は）相手にならないレベルなので。未来さんとやるために秋元とやるみたいなことをYouTubeで言っていたんですけれど、ナメた態度でオレに挑んできたことを後悔させてやろうと思ってる。11月3日に、萩原選手の地元に近い神戸で恥ずかしいぐらい何もさせずにボコボコにします」と力強くコメントした。

　対する萩原は、「絶対にオレの方がアイツより強い。発言を聞いていても鼻が伸びてるっていうか、だいぶ天狗になっているので、その伸びた鼻を折るのが自分の役目やと思っています。しっかり全局面で圧倒したい」と意気込んだ。

　その後、両者は榊原信行CEOを間に挟んで口論に。萩原は「朝倉未来と戦うために秋元とやりたいとか言っていない。こいつらの陣営は真実でないことをメディアでペラペラ言って印象操作をするのが得意」と罵ると、秋元も「自分のYouTubeで言っていただろ」と返し、睨みつけていた。

　その後のフェイスオフでも互いに火花を散らし、最後は複数のスタッフに強制的に引き離されていた。