BSテレ東の10月編成説明会が5日、東京・六本木の同局で行われ、10月1日にスタートする連続ドラマ『ワカコ酒 Season9』（水曜深夜0時）で主演を務める俳優の武田梨奈が登壇した。

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　本作は、行きつけの居酒屋・逢楽（あらく）をはじめ、ワカコがさまざまな店でおいしい酒やグルメを堪能する人気シリーズ。今シーズンでは夢がかなったポイントがあったという。

「ラーメンをすすりながらお酒を飲みたいですってずっと言ってたので今回、福島編でラーメンをいただいて、ビールで『ぷしゅ～』しているんですね。それが個人的にはテンションが上がって……」と顔をほころばせた。そのほか、日本最北端の酒蔵体験など、ワカコならではの楽しみも大きかったと振り返った。

　シーズンが続く中では、コロナ禍など社会情勢の変化も感じているそう。「お店の方のお声を直接聞く機会も多かったので」と飲食店が苦しかった時期を越えてシーズンを重ねられていることにも感慨。「みなさんの日常にとってプラスになる作品になれば」と語り、「とにかく観ていただけることを願っています」と笑顔でアピールした。

　また、台風の中でのイベント登壇となったため、「1人も来てなかったらどうしようって…」と心配したと本音をのぞかせた。

　本作は、累計330万部を超える新久千映氏の同名漫画（『月刊コミックゼノン』／コアミックス）を原作とした人気シリーズの第9弾で、「酒飲みの舌」を持つOL・村崎ワカコ（26歳）が、各地の酒場を訪れながら“女ひとり酒”を堪能する様子を描く。

　最新シーズンでは、シリーズ初となる北海道・福島での地方ロケを敢行。北海道編では、日本最北端の酒蔵「国稀酒造」の見学をはじめ、留萌市や増毛町を巡り、港町ならではの新鮮な魚介グルメや地酒を楽しむ“るもいひとり呑み手帖”を展開。福島編では、北塩原村・裏磐梯を舞台に、桧原湖や五色沼など美しい湖沼群を背景に、山塩グルメや地元ならではの酒を味わう“女子旅”が繰り広げられる。