しずる、9年ぶり5度目のKOC決勝進出 悲壮な覚悟「次はないと思っている」
“日本一のコント師”を決めるお笑い賞レース『求人ボックス presents キングオブコント2025』のファイナリストが11日、発表された。芸歴22年、9年ぶり5回目の決勝進出を決めたしずるは、「次は無いと思っている」と悲壮な覚悟を口にした。

メトロンズの盟友、ライス&サルゴリラに続くV誓う「完全体なユニットになる」
“日本一のコント師”を決めるお笑い賞レース『求人ボックス presents キングオブコント2025』のファイナリストが11日、発表された。芸歴22年、9年ぶり5回目の決勝進出を決めたしずるは、「次は無いと思っている」と悲壮な覚悟を口にした。
史上最多となる3449組がエントリーした今年の大会。4、5日に東京・ニッショーホールで準決勝が行われ、審査の結果、青色1号、うるとらブギーズ、元祖いちごちゃん、しずる、トム・ブラウン、ファイヤーサンダー、ベルナルド、や団、レインボー、ロングコートダディの10組が決勝に進出した。そのうち、青色1号、元祖いちごちゃん、トム・ブラウン、ベルナルド、レインボーの5組が初の決勝進出となっている。
一方、過去にファイナリストを複数回経験している蛙亭、かが屋、コットン、モンスターエンジンら実力派コンビが敗退。決勝2位という成績を残している男性ブランコとザ・マミィ、ななまがり、シティホテル3号室、そいつどいつも決勝進出とはならなかった。
2016年以来の決勝進出となった純は、「優勝できる2本がそろったと自負しています」と自信に満ちたコメント。決勝に返り咲いた要因については、「僕らは365日、コントをしていた。毎年、臨み方は一緒だったのですが、今年は相性がよかったので、今年優勝しないと、次は無いと思っている。毎日やっているコントを磨いて、ここに来られたと思います」と話し、20年2月に第1子、23年10月に第2子が誕生し、9年の間に父になった池田一真は、「子どもに自分がかっこいいところを見せたい」と意気込みを語った。
近年は、ライス、サルゴリラと演劇ユニット「メトロンズ」としても活動。池田は「ライスとサルゴリラは優勝していて僕らだけ優勝していない。ここでなんとか結果を出して、メトロンズの動員につなげたい」とアピールすると、純も「僕らが優勝したら完全体なユニットになる。そのために頑張っています」と18代目キングの称号獲得へ闘志を燃やした。
『キングオブコント2025』は、10月11日(土)にTBS系列で生放送。MCは例年通り浜田雅功(ダウンタウン)が務める。
