timelesz松島聡、地上波連ドラ初主演 白洲迅とW主演で父親役「心が温まるハートフルな作品」
timeleszの松島聡が、10月期のテレビ朝日系連続ドラマ『パパと親父のウチご飯』(土曜午後11時)で、白洲迅とともにダブル主演を務めることが5日に発表された。本作は、シングルファーザー2人が子育てと料理に奮闘する様子を描く、新感覚のハートフルホームドラマとなっている。

子育てと料理に奮闘する2人の父を描くハートフルドラマ
timeleszの松島聡が、10月期のテレビ朝日系連続ドラマ『パパと親父のウチご飯』(土曜午後11時)で、白洲迅とともにダブル主演を務めることが5日に発表された。本作は、シングルファーザー2人が子育てと料理に奮闘する様子を描く、新感覚のハートフルホームドラマとなっている。
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原作は、漫画『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称:チェリまほ)の作者・豊田悠氏による同名コミック。2014年から20年にかけて月刊コミックバンチで連載され、単行本は13巻、スピンオフを含め累計150万部を突破している。「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018」ではグルメ漫画部門で2位にランクインするなど、幅広い層から支持を集めてきた。
物語の中心となるのは、柔道整復師の千石哲と漫画編集者の晴海昌弘。突然、元恋人から娘を預けられることになった千石と、離婚により息子を引き取ることになった晴海は、それぞれシングルファーザーとして子育てを始める。慣れない育児と家事に悪戦苦闘する中で、互いに協力するためルームシェアを開始。父、父、娘、息子の4人による共同生活の中で、家庭の温もりや絆を育んでいく。
松島が演じるのは、短気だが情に厚いヤンキー系柔道整復師・千石哲。元カノから突然明かされた娘の存在と、その預かり依頼によって生活が一変する。これまでの穏やかなイメージから一転し、強気で豪快な父親役に挑戦する松島は、今回が地上波連続ドラマ初主演となる。
白洲が演じるのは、優しさゆえにトラブルを抱える漫画編集者・晴海昌弘。仕事に没頭するあまり家庭を顧みることができず、妻と離婚。シングルファーザーとして息子と向き合う日々を送る。実生活でも2児の父である白洲は、役柄と自身の経験を重ねながら演じる意欲を見せる。
物語では、松島演じる千石の娘・愛梨役に棚橋乃望、白洲演じる晴海の息子・清一郎役に櫻が決定。かわいらしい子役とのやり取りも見どころの一つとなる。さらに、“ウチご飯”というタイトルが示すように、毎話登場する食事のシーンも重要な要素。料理が得意ではない2人の父親が、試行錯誤しながら食卓を整える姿も描かれる。
timeleszメンバーから「子役の子と絡んでるのがすごく想像がつく」
松島と白洲のコメントは以下の通り。
○松島聡
――この作品への出演が決まった時の気持ちからお聞かせください。
「この作品が連ドラ初主演になるのですが、まずその“主演”ということに関しては本当にうれしかったのと同時に、どこかで『まだ早いのかな』とかいろいろ考えたりもしました。でも自分自身、役者というお仕事への思い、欲というのがすごくあふれてきていて、いろんな作品に触れていきたい、と思っていた時期だったので、そのタイミングでこんな素敵なお話をいただけたことをありがたく感じました。また、個人的にも『コタローは1人暮らし』以来、このオシドラサタデーという枠に戻ってこられたこともうれしいです。ホームドラマということで、今の時代だからこそ伝えられることを、千石哲という役を通して伝えていけたら、と思っています」
――白洲迅さんとのダブル主演はいかがですか。
「迅くんとは『コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系)の現場で初めてご一緒して、自分は役者としてまだまだだったので、その時も分からないことはたくさん聞いて、いろいろ教えてもらっていました。今回もたくさん聞いていきたいですし、甘えられるところは甘えさせてもらって(笑)、お互いがお互いの良さを引き出し合いながら作品を盛り上げて、いい化学反応が起きたらいいなと思っています」
――初めての父親役はいかがですか。
「僕の父親役は『イメージが湧かない』っていろんな人に言われて……(笑)。timeleszの中でも末っ子のほうなので、『まさか松島が親父になるなんて!』っていう……。なので、僕自身もまだあまりイメージは浮かんでいないんですけど、原作を読んだ時も、どこか千石に共感できる部分や、自分と繋がった部分もたくさんあったので、何とかそういう部分をヒントにしながら役に落とし込めたらなと思っています。初主演にして父親役、愛梨役の棚橋乃望ちゃんと清一郎役の櫻くんを我が子のように愛しながら3か月撮影を楽しめたらなと思います。僕の中でやっぱりこの作品を読むまで、『育児=母親』っていう勝手な、良くない固定概念があったんですけど、でも思い返すと自分も父親が男手一つで育ててくれましたし、父親であれ母親であれ、育児に奮闘していろんな悩みを超えていくっていうのは一緒だと思うんです。ただ、この原作が書かれた時っていうのは、まだ時代がそこまで追いついてなくて、理解に苦しむ瞬間も多かったと思うので、今の時代だからこそ、この作品がどういう風に世の中の人に伝わり、愛してもらえるかということも考えて、作品と向き合いたいですし、そうすればより一層この作品の魅力を皆さんに届けられるかなと思っています」
――timeleszのメンバーとはこの作品への出演について何かお話ししましたか。
「やっぱり主演ということに対してまず喜んでくれましたし、なんか『子役の子と絡んでるのがすごく想像がつく』って言われました(笑)」
――楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。
「とにかく心が温まるハートフルな作品です。実際に僕のようにリアルパパではなくても、共感していただける部分もたくさんあると思いますし、僕が演じる千石、迅くんが演じる晴海、そして乃望ちゃんが演じる愛梨、櫻くんが演じる清一郎――この4人以外にもたくさん魅力的なキャラクターが登場します。人と人との繋がりだったり、その繋がりで生まれる温かいお話だったり、見ていてきっと皆さんもキュンとしたり、ちょっと泣けたり、笑えたり、そんな瞬間がたくさん詰まっていると思うので、ぜひ最後まで見ていただけたらなと思います」
白洲迅は子役との共演に「ニヤけ顔になってしまいそうでちょっと心配」
○白洲迅
――この作品への出演が決まった時の気持ちからお聞かせください。
「この作品のお話をいただいた時、すごくうれしかったんです。松島聡くんと一緒にやらせてもらえるって聞いて、なんとしてでもやりたいって思いました。2023年に『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』で一緒にお仕事をして、もうその時から『底抜けにいいヤツ!』っていう印象が僕の中ですごくありまして、彼とだったらこの『パパと親父のウチご飯』をものすごくいいものにしていけるんじゃないかと……。今日、子役の2人とも会って、それが確信に変わりましたし、いろいろな実感が湧いて、すごくいい日になりました。一緒に協力していい作品を作っていけたらと思っています」
――父親役というのはいかがですか。
「プライベートなことではありますが、僕自身も子どもが生まれたということもあって、そのタイムリーさもあって、よりこの役をやりたいなと感じた部分もあります」
――原作を読んだ感想はいかがでしたか。
「すごく大好きな作品になりました。千石は突然パパになるし、晴海も1人で子育てをすることになり、全然やったことのない家事に挑戦せざるを得ない状況になるのですが、そこからがひたすら2人の成長物語。そうやって成長していく彼らがすごく愛おしくなる作品だなと思いました。
小さな子どもって、もちろん当たり前のことですが、まだ上手に言葉で伝えることができないですよね。でも絶対にいろんなことを思っているんです。この作品は、子どもたちがきっとこう思っているんじゃないかという気持ちを分かりやすく言語化してくれている印象を受けました。日常に転がっているような出来事に対して、大人が気づいてあげることができなかったことでも、子どもたちが実はこういうふうに思っているかもしれない、といろいろ考えさせてもらえる作品だと感じたんです。世のお父さん、お母さんはもちろんですが、多くの方に共感していただけるところが多いんじゃないかな、と思います」
――これから始まる撮影を前に、楽しみにしていることなどはありますか。
「初めて挑む父親役で、子どもたちとどういう親子関係を築いていけるのか、ドキドキワクワクしているような感じです。常に現場にあんな可愛い子たちがいるなんて楽しみですけど、ニヤけ顔になってしまいそうで、ちょっと心配ですね(笑)」
――楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。
「見どころは全部松島くんが言ってくださったので、そこにプラスアルファ、毎回登場する料理にも注目していただけたらと思います。料理がそんなに得意ではない千石と晴海が、少しずつ成長しながら作っていくおいしそうな料理――このドラマを見ながら、『あ、お腹すいたな』『誰か大切な人とおいしい料理が食べたいな』とか、そんな風に思ってもらえたらうれしいです」
